クレディ・スイス証券の保険セクターのリポートでは、マイナス金利以降、保険株は大きく下落したものの、日本国債の保有が少ない損保、日本国債のデュレーションが15年以上で、利回り低下が緩やかな生保とも、会計利益への影響は限定的と指摘。生保険株に対する利益減少懸念が薄まればERPは正常化、株価は回復に向かうと考え、当面は損保株の回復が早いと想定。
セクター判断「オーバーウエイト」を継続、損保ではMS&ADインシュアランスグループホールディングス<
8725>と東京海上ホールディングス<
8766>を、生保では第一生命保険<
8750>を選好している。
《MK》
株探ニュース