三菱UFJ、第一生命HDなど安い、米景気先行き懸念による金融株安が波及
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクや第一生命ホールディングス<8750>など生保に売りが先行している。前日の米国株市場では、感染拡大の続く新型コロナウイルスに対する懸念が強まるなか景気回復への期待感が後退、米長期金利の低下に呼応する形でゴールドマン・サックスやJPモルガンなどの大手金融株への売りが目立つ展開となった。前日終値時点で米10年債利回りは0.645%と6月29日以来の水準まで低下した。東京市場でもこの流れを引き継ぎ、米国事業を展開する大手銀行や生保株に下げ圧力が働いている。
出所:MINKABU PRESS
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