カブドットコム証券は小動き、投資教育講座コンテンツ「Ｋａｂｕ．ｓｔｕｄｙ」を開始

　カブドットコム証券<8703>は前日終値の３８２円を挟んでの小動き。同社は７日午前１１時から都内で記者会見し、投資教育講座コンテンツ「Ｋａｂｕ．ｓｔｕｄｙ（カブスタディ）」を開始すると発表した。

　同証券は、２０１６年１２月時点で既に講座数４万５０００コース、会員数１５００万人の世界最大級の教育プラットフォーム「Ｕｄｅｍｙ（ユーデミー）」と国内の金融機関としては初めて連携して企画した、投資教育講座コンテンツ「Ｋａｂｕ．ｓｔｕｄｙ（カブスタディ）」を７日から開始する。また、同時にコンテンツの第一弾として「１日でマスター！今日からはじめる資産形成」をスタートする。

　１０年に米国で誕生した「Ｕｄｅｍｙ（ユーデミー）」は、１５年４月からベネッセホールディングス<9783>傘下のベネッセコーポレーションと提携し、日本でサービスをスタートしている。グローバル全体を通して約３年で会員数が７５０％増と急成長している企業だ。

　カブドットコム証券の齋藤正勝社長は「いつでもどこでも学べる“オンライン動画講座”というツールで、通信教育大手のベネッセ監修のもとこのコンテンツを制作した。講座は、“Ｕｄｅｍｙ（ユーデミー）”のスキマ時間に学べるという利点と、ベネッセが長年培ってきた教育のノウハウが取り入れられており、初心者向けに要点をクイズ形式で復習できるなど工夫を凝らした内容となっている。このコンテンツの提供開始をもって、カブドットコム証券は国策である“貯蓄から資産形成へ”を推進すべく、投資教育に注力することを宣言する」としている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）