野村ホールディングス<
8604>が前日比3%超の下げをみせたほか、大和証券グループ本社<
8601>も前日に続き売りに押される展開、ここ全体相場の戻り局面で足並みを揃えて浮上してきた証券株だったがきょうは軒並み安を余儀なくされている。
世界的な株安に歯止めがかかり、原油市況も底入れの動きをみせているが、外国為替市場で再び円高に振れていることがネックとなり全体相場は戻り相場に乗りきれない状況。売買代金も足もとは減少傾向にあり、相場反転に乗じた手数料収入の拡大期待もいったん頓挫した格好。きょうはこれまでの上昇でいったん利益を確定しようという動きが強まった。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)