野村ホールディングス<
8604>、大和証券グループ本社<
8601>などをはじめ証券株が総じて軟調。業種別値下がり率でも上位に売り込まれている。
目先、日米ともに長期金利が低下傾向にあることで銀行・証券セクターに向かい風が意識されている。また、米国株市場ではNYダウが最高値街道を走っているが、東京株式市場ではこれに連動せずにきょうは日経平均株価が一時1万9000円台を割り込むなど、買い手控え感が強い。証券セクターは株価軟調による運用成績の低下懸念に加え、ここ売買代金も盛り上がりを欠いていることから手数料収入の減少懸念も売りの材料となっている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)