貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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8591 オリックス

東証P
3,197.0円
前日比
+14.0
+0.44%
PTS
3,198円
17:10 04/23
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.2 0.99 2.94 2.68
時価総額 38,842億円
決算発表予定日

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オリックスが続伸、朝高後反落場面あるも4~12月連結税引け前利益最高益が後押し

 オリックス<8591>が続伸。27日大引け後(15:30)に発表した2016年3月期第3四半期累計(4-12月)連結税引き前利益が前年同期比20.3%増の3346億円と伸び、同連結純利益は前年同期比21.5%増の2526.16億円とそろって20%超の大幅増益着地となったことが買い材料視されているようだ。
 買いが先行し、朝方には15日以来の高値1615円を付ける場面もあった。日経平均株価が1万7000円割れ場面となるなか同社株も利益確定売りに下げに転じたものの、全般相場が騰勢を取り戻したこともあり再び上げに転じた。

 昨年12月に買収した弥生の事業好調や生命保険など各種手数料ビジネスの好調だったうえ、出資先の株式売却益を計上したことから法人金融サービス事業の利益が81%増の338億円と大幅に伸長した。メンテナンスリース事業も自動車事業が順調に拡大するなど7%増の337億円と堅調に推移。不動産事業では、訪日観光客の増加によりホテル・旅館などの運営事業が好調、活況な不動産市場を背景に不動産売却益が増加、保有資産の評価損も減少しセグメント利益は前年同期比97%増の444億円と倍増近い伸びとなった。また、海外事業部門も米州に金融収益や航空機・自動車リース資産増加に伴う収益の増加や新規株式公開による株式売却益と評価益計上もありセグメント利益は前年同期比37%増の1160億円と伸びた。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)

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