貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

8511 日本証券金融

東証P
1,535円
前日比
-28
-1.79%
PTS
1,535円
20:57 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.5 0.91 3.06 0.97
時価総額 1,351億円
比較される銘柄
中道リース, 
イオンFS, 
日本取引所
決算発表予定日

銘柄ニュース

戻る
 

ODK Research Memo(2):入学試験や証券会社バックオフィスの業務受託等の領域に特化


■会社の概要と沿革

(1)会社の概要

ODKソリューションズ<3839>は情報システム運用を主力事業として、システムの開発及び保守等を行うITサービス企業。「情報サービス事業を通じて、顧客の繁栄・社会の発展に貢献する。」を経営理念として、学校法人の入学試験業務や模擬試験をはじめ、証券会社等のバックオフィス業務の受託といった独自のビジネス領域に特化した情報処理アウトソーシングサービスを提供する。

(2)沿革

1963(昭和38)年4月に大阪証券金融(現日本証券金融<8511>)と大阪証券代行(現だいこう証券ビジネス<8692>)のシステム開発・運用を行うために、これら2社の出資により大阪電子計算株式会社として設立された。1964年9月には、制度金融取引を担ってきた実績や関西圏で数少ない大型汎用機を保有していたこと等から大学入試業務を受託、サービスを開始したのに続き、1965年4月には証券業務を受託、サービスを開始し、現在の事業基盤が整った。2006年9月に株式会社ODKソリューションズに社名変更。2009年7月に大手金融系企業を顧客に持つエフプラスを連結子会社化した。

2010年以降は教育業務の拡大を狙ったアライアンスを積極化している。2011年4月に戦略的大学経営システムを提供する日本システム技術<4323>と協業したのに続き、2012年1月にはリクルートホールディングス<6098>と大学向け業務で協業し、Web出願システムの提供を開始した。さらに、2013年6月に教育サービス事業を展開する学研ホールディングス<9470>と教育関連の新たなサービス開発等を目的として業務・資本提携し、筆頭株主が大阪証券金融から学研ホールディングスへ移行。2014年11月にアルバム、大学図書館製本最大手のナカバヤシ<7987>と業務・資本提携した。2016年3月にはナカバヤシグループの日本通信紙やロボットや人工知能(AI)といった先進的技術を持つリアルグローブと協業している。

教育分野以外のアライアンスにも積極的に取組んでいる。2015年9月には得意分野である証券分野でSBIトレードウィンテック(SBIホールディングス<8473>のグループ企業。以下、SBI-TWT)と協業。2016年2月にはファルコHDと業務提携し、新たな事業領域へ進出。これらの結果、事業面、株主構成の両面で証券金融グループからの脱却を果たした。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)

《HN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均