三菱ＵＦＪなどメガバンクの売り目立つ、前週末の年金買いの反動か

　三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>など大手銀行株が商いを伴い大きく下げ、全体の地合いを悪くしている。市場では「中国ＰＭＩなどの５０割れを理由にハヤす声もあるが、ＰＭＩ５０割れ自体は想定線で市場コンセンサスよりも内容は良く、これを原因とするには無理がある。需給要因主導の下げの要素が強い。前週末の日銀金融政策決定会合後に国内年金資金とみられる買いが観測され、売り方の手仕舞いを誘発する要因となったが、きょうは実需の買いが鳴りを潜めており、先物を絡め売り方が再度仕掛けているようだ」（国内準大手証券）と指摘されている

三菱ＵＦＪの株価は１２時４３分現在７６２．８円（▼２７．８円）
三井住友の株価は１２時４３分現在４７０９円（▼１５１円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）