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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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8281 ゼビオホールディングス

東証P
1,002円
前日比
+2
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PTS
1,009円
22:51 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.9 0.36 2.99 23.40
時価総額 480億円
比較される銘柄
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決算発表予定日

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新年“初笑い”を呼ぶ好業績・好指標「12銘柄」入り福袋 <新春特別企画>


―2017年活躍期待の業績好調・低PER・低PBRの「三拍子」銘柄は―

 2016年の大納会は、日経平均株価が後場に入って下げ幅を縮小したものの3日続落。終値は前日比30円77銭安の1万9114円37銭で、5年連続の上昇となった。16年の東京株式市場は、大発会の急落でスタートし、日銀がマイナス金利導入に踏み切ったものの、2月に日経平均は1万5000円台を割り込む場面もあった。春相場は、1万5500~1万7500円のボックス推移となったものの、6月24日には英国のEU離脱という予想外の結果を受けて、日経平均は再び1万5000円台を割り込んだ。その後ジリ高歩調をたどっているなか、米大統領選でのトランプ氏勝利をきっかけに、その大胆な経済政策への期待感から円安・株高が急速な進展をみせた。そこで、新年に活躍が期待される好業績・低PBR・低PER銘柄に照準を当てた。

●コーナン商事は中期経営計画を前倒し達成へ

 コーナン商事 <7516> の17年2月期第2四半期累計(3-8月)決算は、経常利益が前年同期比22.9%増の92億9100万円と期初計画を15億円近く上回った。天候不順の影響を受けたものの、DIY用品やペット用品の売り上げが順調に推移し、既存店売上高が想定の0.1%減を上回る0.5%増となった。16年10月7日には17年2月期通期経常利益を135億円から152億円(前期比17.7%増)へ上方修正している。DYI用品、日用品およびペット用品を中心に売り上げが順調に推移していることが要因。会社側では18年2月期を最終年度とする3ヵ年計画で、経常利益150億円を目指していたが1年前倒しでの達成となる。

●タチエスは下期の円安進行で経常利益の上方修正も

 タチエス <7239> は独立系の自動車用シート大手。同社は昨年11月9日に、17年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を、従来予想の35億円から43億1800万円(前年同期比95.6%増)へと上方修正した。円高で海外販売の円換算売上高は減少したものの、主力の自動車シートの販売が好調で、売り上げが計画を上回ったことが寄与している。17年3月期通期の連結経常利益は104億円(前期比34.2%増)を見込んでいるが、下期の急速な円安・ドル高の進行により、経常利益上方修正の可能性が高まっている。

●UACJは缶材、自動車向けが共に好調推移

 UACJ <5741> は、2013年10月に古河スカイと住友軽金属が合併して誕生したアルミ圧延品の国内最大手。17年3月期の連結業績で、売上高6000億円(前期比4.2%増)、経常利益200億円(同66.5%増)と大幅増益を見込んでいる。板類では、好調なボトル缶需要を背景に飲料缶用需要が堅調な推移をみせている。また、自動車向けでは、アルミ外板を採用した人気車種のモデルチェンジに伴う需要増が継続している。押出類では、トラック・バス関連需要が引き続き好調な推移となっている。

●東亞合成は積極的な中期経営計画を評価

 東亞合成 <4045> は、12月20日に通期業績予想で、純利益を100億円から130億円(前期比94.1%増)に引き上げた。同社子会社のアロン化成が大阪府高槻市に保有する土地の一部を売却し、特別利益として36億円の固定資産売却益を計上。また、同社が保有する投資有価証券の一部を売却し、特別利益として6億円の投資有価証券売却益を計上することなどを織り込んだ。また、同日に2019年を最終年とする中期経営計画を発表し、最終年の売上高1550億円(16年見込み1370億円)、営業利益180億円(同150億円)を目指す。アクリルポリマー、機能性接着剤、高純度無機製品などの高付加価値製品事業を強化し、海外展開を含む成長戦略を推進する。

●ゴールドクレストは来期の大型マンション分譲が寄与

 ゴールドクレスト <8871> の17年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は、52億200万円(前年同期比97.5%増)と大幅増益を達成し、通期予想の経常利益90億円(前期比42.3%増)に対する進捗率は、58%に達している。低金利などを背景に都心および都心近郊のマンション需要は堅調で、同社は都心部を中心に高品質で競争力の高い新築分譲マンションの供給で成果を上げている。また、総販売戸数約2500戸の新川崎での大型マンション分譲プロジェクトでは、二番街以降の販売がスタートすることから18年3月期の業績に寄与してくる。

◆主な好業績・低PBR・低PER銘柄◆

銘柄 <コード>    経常増益率  PBR   PER   株価
三井造 <7003>      32.6   0.67  10.5   181
淀川鋼 <5451>      29.1   0.68  16.3  3055
ゴールドクレ <8871>   42.3   0.69  13.4  2103
ゼビオHD <8281>    48.6   0.69  19.6  1806
ミライトHD <1417>   55.9   0.70  12.3  1056

愛知鋼 <5482>      97.1   0.70  12.9  4910
コーナン <7516>     17.7   0.80  10.8  2202
タチエス <7239>     34.2   0.91  13.9  1962
UACJ <5741>     66.5   0.91  15.2   321
東合成 <4045>      21.2   0.95  11.7  1151

阪和興 <8078>      23.2   1.00  12.0   765
エネクス <8133>     13.3   1.01  10.4   919

※株価は12月30日終値(単位:%、倍、円)


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