松屋が大幅反落、百貨店事業計画下回り２０年２月期業績予想を下方修正

　松屋<8237>が大幅反落している。９日の取引終了後、２０年２月期の連結業績予想について、売上高を９４０億円から９１０億円（前期比１．７％減）へ、営業利益を２１億円から１０億円（同４５．７％減）へ、純利益を１５億円から８億円（同４１．８％減）へ下方修正したことが嫌気されている。
　
　元安の進行などによる免税売上高の減少や度重なる自然災害の影響、さらに婦人衣料品の不振による利益率の低下などで、主力の百貨店事業が計画を下回る水準で推移していることが要因という。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１９年３～１１月）決算は、売上高６７０億７２００万円（前年同期比０．３％減）、営業利益５億３０００万円（同４４．０％減）、純利益３億８４００万円（同５０．５％減）だった。

出所：MINKABU PRESS