松屋が反落、8月売上高速報、インバウンド反動続き前年比大幅減
松屋<8237>が3日ぶり反落。同社が1日取引終了後に発表した8月の売上高速報では、銀座店と浅草店を合計した銀座本店が前年同月比17.5%減と大幅減収、6カ月連続で前年実績を下回ったことでこれが嫌気されている。このうち銀座店が18.5%減、浅草店は4.4%減だった。
銀座店は、前年同月に大きく売上高を伸ばしたラグジュアリーブランド、宝飾時計などにインバウンド需要の反動が大きく反映された。婦人衣料は、夏物最終消化と並行して秋物商材の販売をスタートさせているが、ジャケットなど重衣料の動きが鈍く、売り上げは低調だった。催事は限定商品などの展開も寄与して各催事とも賑わったが、全体では台風上陸などの悪天候が客足を鈍らせたほか、エスカレーター・壁面など館内設備の更新に伴い、一部の売場面積が縮小されたことなどが影響した。また、浅草店は、衣料品、婦人雑貨が好調に推移したものの、生鮮を中心とした食品部門が苦戦して全体の足を引っ張った。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
銀座店は、前年同月に大きく売上高を伸ばしたラグジュアリーブランド、宝飾時計などにインバウンド需要の反動が大きく反映された。婦人衣料は、夏物最終消化と並行して秋物商材の販売をスタートさせているが、ジャケットなど重衣料の動きが鈍く、売り上げは低調だった。催事は限定商品などの展開も寄与して各催事とも賑わったが、全体では台風上陸などの悪天候が客足を鈍らせたほか、エスカレーター・壁面など館内設備の更新に伴い、一部の売場面積が縮小されたことなどが影響した。また、浅草店は、衣料品、婦人雑貨が好調に推移したものの、生鮮を中心とした食品部門が苦戦して全体の足を引っ張った。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)