貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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8233 高島屋

東証P
2,435.5円
前日比
+25.5
+1.06%
PTS
2,435.1円
10:27 03/29
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.8 0.87 1.40 3.91
時価総額 4,329億円
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決算発表予定日

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瑞風で美しい日本を新発見~旅行消費の盛り上がりに期待、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

5月1日からJR東日本の豪華寝台列車「四季島」が運航を開始しましたね。最も料金の高いコースはなんと95万円するそうですが、来年の3月分まで完売しているそうです。6/12付の「Daily Outlook」では、旅行消費の盛り上がりについてまとめられているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『JR東日本が5月から運行している豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」に続き、JR西日本が 6月17日から「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」を運行する。(中略)第1期の申し込みでは、料金は1人当たり27万円~125万円と高額ながら、平均倍率5.5倍、最高倍率68倍となり人気の高さが窺える。東急グループのアンケート調査によると、今後利用してみたい交通手段として観光列車が特に多い。客船も多いことを考慮すると、消費者は非日常的な体験を求めているのであろう』と伝えています。

次に、『一方、鉄道会社からすると観光客の取り込みは重要である。国内の人口移動(転入超過数)をみると、東京圏のみ転入超過が続き、大阪圏、名古屋圏は転出超過、特に地方の転出超過が大きい。鉄道各社が業績を拡大するには、特に地方では観光客など定期外収入を伸ばすインセンティブがより働きやすいと考えられる。鉄道事業をみる上で代表的な指標である旅客人キロ(旅客数にそれぞれが乗車した距離を乗じたもの)は、2015年度に2008年度比で定期が+2.4%、定期外が+8.9%増加した(国土交通省)』と紹介しています。

続けて、『観光庁によると、2016年の日本人国内旅行消費額は20 兆9,547億円(前年比+2.7%)と2010年以降で最高を記録(2016年の訪日外国人旅行消費は3.7兆円)。また、政府は訪日外国人を地方へ誘客するために、「縁(えん)の道 ~山陰~」など複数の広域観光周遊ルートを認定し、海外に情報を発信している。旅行消費が盛り上がる中で、瑞風 をきっかけに、西日本の知名度が上がり、リピーターや口コミなどを通じて観光客の裾野は更に広がると考えられる』との見解を述べています。

最後にレポートでは、『主な瑞風関連銘柄』を紹介しています。具体的にはJR西日本<9021>や高島屋<8233>、H2Oリテイル<8242>など全10銘柄が挙げられていますので、詳しくは6/12付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜

《DM》

 提供:フィスコ

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