＜注目銘柄＞＝青山商、高機能商品やレディス分野強化で攻勢

　青山商事<8219>が８月１０日に発表した第１四半期（４～６月）連結決算は、売上高６０３億２２００万円（前年同期比１．２％増）、経常利益４８億７３００万円（同２６．６％増）と２ケタ増益となった。

　主力のビジネスウエア事業で高機能商品の品ぞろえを強化したほか、レディス分野でサマーフォーマルの品ぞろえを強化したことなどが寄与した。また、カジュアル事業で粗利率や経費の改善に取り組んだことも貢献した。なお、１８年３月期通期業績予想は、売上高２６０７億円（前期比３．１％増）、経常利益２３１億円（同９．６％増）の従来見通しを据え置いている。

　株価は、６日の安値３８８５円を底に上昇基調を維持している。ただ、ＰＥＲは１６倍台、ＰＢＲ０．９倍台と株価指標面で割高感はない。また、直近の東証信用倍率も１．２６倍台と取組が拮抗している。（朱）

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）