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アデランス Research Memo(2):売上高は計画を上回ったが、利益は計画未達となる


■2016年2月期第2四半期決算の概況

アデランス<8170>の2016年2月期第2四半期決算は、売上高39,842百万円(前年同期比7.0%増)、営業利益459百万円(同66.5%減)、経常利益821百万円(同50.3%減)、当期利益349百万円(同74.9%減)と、前年同期比大幅減益で着地した。期初予想との対比では、売上高は計画を1,842百万円(4.8%増)上回ったものの、営業利益は641百万円(58.3%減)、経常利益は179百万円(17.9%減)、それぞれ計画に未達となった。

セグメント別・製品別では、オーダーメイド・ウィッグを手掛けるアデランス事業において、男性向け売上高は5,638百万円(前年同期比1.8%減)と踏みとどまったのに対して女性向け売上高は8,865百万円(同5.4%減)と大きく落ち込んだ結果、アデランス事業全体では前期比4.0%減収となった。また、レディメイド・ウィッグは国内では女性向けだけを展開しているが、こちらは3,958百万円(同12.1%減)と2ケタのマイナスとなり、セグメント営業利益は赤字に転落した。海外事業(ボズレー事業と海外ウィッグ事業)は円安効果もあって大幅な前年同期比増収を達成しており、今第2四半期の業績低迷は、国内の女性向け製品(オーダーメイド・ウィッグとレディメイド・ウィッグの両方)の苦戦が主要因であったと言える。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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