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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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8151 東陽テクニカ

東証P
1,493円
前日比
+14
+0.95%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.5 1.19 4.15 6.07
時価総額 389億円
比較される銘柄
丸文, 
Denkei, 
明治電機工業
決算発表予定日

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<動意株・5日>(大引け)=PALTEK、東陽テクニカ、串カツ田中HDなど

 PALTEK<7587>=後場急伸。同社は午後1時ごろ、人工知能(AI)のパッケージを開発・展開するハカルスと、AIを搭載したFPGA製品およびボックスコンピューターの開発で協業を開始すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回の協業は、PALTEKが提供するFPGAやボックスコンピューターなどのハードウェアにハカルスのAIエンジン「HACARUS-X(ハカルスエックス)」を搭載することで、高速化・小型化・低消費電力化のニーズに対応した人工知能デバイスを開発するのが狙い。HACARUS-Xは現在の主流であるディープラーニングを使わない軽量な人工知能パッケージで、少ないデータから特徴を抽出することに優れている「スパースモデリング」と呼ばれる技術を応用しているのが特徴。

 東陽テクニカ<8151>=続伸。この日の午前中、ADAS(先進運転支援システム)および自動運転システム向けLiDARの開発・製造を行うゼノマティックス社(ベルギー)の、周辺環境計測システム「XenoLidar」を発売したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。「XenoLidar」は、自動車のルーフなどに取り付け、レーザーを照射して反射光を検知することで周辺環境を測定する高精度な光学センサー。世界で初めてLiDARにマルチビームを採用した「True-solid-state」型マルチビーム方式のLiDARとして特許を出願中で、可動部分と回転機構を持たないため壊れにくく、かつ自動車へ搭載する際には設置場所の自由度が広がるとしている。

 串カツ田中ホールディングス<3547>=大幅反発。同社が午前中に発表した8月度の月次報告で、既存店売上高が前年同月比9.7%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。客単価は同2.1%減と減少基調が続いたが、6月からほぼ全店を全席禁煙化したことや、8月16日から食べ放題コースをスタートさせたことなどが寄与し客数が同12.1%増と2ケタ増となったことが牽引した。

 アダストリア<2685>=大幅高で3日ぶりに反発。同社が4日の取引終了後に発表した8月度の国内月次売上高が、既存店売上高は前年同月比1.3%増と2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。スカートやパンツ、ワンピースなどを中心に、上旬から投入した晩夏商品が堅調に推移した。なお、全店売上高は前年同月並みだった。

 ユナイテッドアローズ<7606>=大幅高で4日ぶりに反発。同社が4日の取引終了後に発表した8月度の売上概況(速報)で、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高が前年同月比11.5%増となり、2ケタ増で7カ月連続前年実績を上回ったことが好感されている。8月は猛暑の継続に伴って夏物商品の最終消化が進み、セール販売が好調だった。一方、秋冬商品では今から着られるシャツ、カットなどの中軽衣料の動きが目立った。なお、前年に比べて休日が1日少なかった影響がマイナス1.5%程度あったとしている。

 ペッパーフードサービス<3053>=急騰。同社はきょう寄り前に、米国証券取引委員会に米預託証券(ADR)登録の届出書を提出、同時にナスダック市場にADR上場申請を行ったことを発表、これを手掛かり材料に投資資金が流入した。同社は「ペッパーランチ」や「いきなり!ステーキ」など低価格のステーキ店を展開し、積極出店により業績は急成長路線を走っている。海外展開にも注力し、米国での出店計画を進めるなかで、ADR上場により米国内での知名度向上やブランド力の浸透を目指す方針。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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