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8150 三信電気

東証P
2,046円
前日比
-39
-1.87%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.6 0.70 4.89 18.95
時価総額 333億円
比較される銘柄
丸文, 
佐鳥電機, 
グローセル
決算発表予定日

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今週の「妙味株」一本釣り! ─ 佐鳥電機


●佐鳥電機 <7420>  【目標株価】1470円(13日終値1030円)

「出遅れ半導体商社で大幅水準訂正待ったなし」

 佐鳥電機 <7420> の1000円近辺のもみ合いは絶好の仕込み場となろう。同社はNEC系の半導体商社でルネサス製品の取り扱いが主軸を占める。電装化が加速する車載半導体分野で需要を確保するほか、ビッグデータ普及に伴うIoT社会の到来も製造業向けIoTシステムに傾注する同社の収益環境には強いフォローの風となる。金融機関向けの電子機器販売などでも実績が高く、18年5月期経常利益は前期比62%増の7億8000万円予想と好調だ。

 1株純資産が前期実績ベースで1845円あり、時価はPBR0.5倍台と割安感が顕著で水準訂正余地は大きい。NEC―ルネサス系列の半導体商社としては三信電気 <8150> や新光商事 <8141> があるが、いずれもPBRは0.8倍近辺にある。同社株が仮にPBR0.8倍台まで買われたとして1470円前後までの戻りが見込める。また、株主還元に厚く、配当利回りは3.4%弱と際立って高いほか、自社株買いに前向きな取り組みをみせる点も評価材料だ。

 時価総額の小さい半導体商社株が相次いで急騰モードとなるなか、時価総額200億円未満の同社株も早晩、株価が大幅に見直される可能性は高い。

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