貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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8137 サンワテクノス

東証P
2,182円
前日比
-64
-2.85%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.9 0.70 4.35 26.92
時価総額 350億円
比較される銘柄
カナデン, 
東エレデバ, 
明治電機工業
決算発表予定日

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サンワテクノス Research Memo(9):組織体制の充実や働き方改革も成長戦略の重要な一部


■中期の成長戦略

4. 組織体制の充実と働き方改革
サンワテクノス<8137>はまた、業容の拡大や顧客対応の充実を目指した組織体制の充実や、社員の人材活用・働き方改革にも継続して取り組んでいる。こうした地道な取り組みも社員のモチベーションを高めて業績拡大につながるという意味で、成長戦略の重要な一部だというのが同社の考えだ。

最近の動きとしては、2017年4月から名古屋支店が名古屋支社に、横浜営業所が横浜支店に、それぞれ昇格した。名古屋支店の支社昇格は足元の取引高が大きく拡大してきていることに加え、自動車関連業界向けの取引を一段と拡大することが期待されていることが背景にある。また横浜営業所の支店昇格も背景には業容拡大があり、これまでの電子営業部管轄の営業所から、3部門コア事業を取扱う支店に昇格させ、地域密着の展開を目指す意図がある。いずれも、同社のビジネスが順調に拡大していることを示唆していると言えるだろう。

働き方改革では、従来の「ニューライフ推進室」を発展的に解消し、「エコ・ニューライフサポート部」を新設した点が注目される。同社は2015年4月に「女性が輝く社会の実現」をスローガンにニューライフプロジェクトをスタートさせた。目的はワークライフバランスの実現とともに、女性が活躍する場を創出することだ。その結果、女性部隊によるLED照明やAED(自動体外式除細動器)等の販売へとつながり、2016年4月に女性主体の営業部隊である「ニューライフ推進室」が発足した。「エコ・ニューライフサポート部」はこの流れを全社的に一段と拡大させるべく発足したものであり、これまで同様、長い目で注目していきたいと考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《TN》

 提供:フィスコ

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