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8137 サンワテクノス

東証P
2,204円
前日比
+19
+0.87%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.9 0.71 4.31 47.94
時価総額 354億円
比較される銘柄
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決算発表予定日

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サンワテクノス<8137>---新中期経営計画のもと、 エンジニアリング事業の本格拡大に注目


ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』8月15日放送において、サンワテクノス<8137>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
(話し手:フィスコリサーチレポーター 向後 はるみ)

Q.まずは企業の概要からお願いします。

サンワテクノスは、安川電機の販売代理店としてスタートし、現在では、電機・電子・機械の3 分野をまたいで事業を展開している独立系技術商社です。顧客企業であるメーカーの生産ライン構築のための機器の納入や部材の販売と、その生産ラインで製造された製品を購入して他社に販売する、「双方向取引」の2 つの特徴を活かして業容を拡大してきました。

Q.事業の詳細を教えてください。

電機分野では、モーションコントロール、機械装置システムの高付加価値化を実現するメカトロ関連ビジネスを手掛け、電子分野ではLEDや標準電源などデザイン・インから製品の量産化まできめ細かく対応しています。機械分野では、クリーンロボットや物流搬送システム、検査装置などの機械設備関連ビジネスを展開しています。

Q.業績についてはいかがでしょうか?

7月28日に発表した17年3月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比11.1%減の226.54億円、前年同期3.66億円であった営業利益は3700万円の着地となりました。

機械部門では、液晶関連業界向けの生産設備の販売が増加し、同セグメント売上高は前年同期比38.5%増となりましたが、電機部門、電子部門ではセグメント売上高がどちらも2桁減となりました。これは中国経済減速の影響で、半導体関連業界・産業機械業界向けで厳しい受注環境が継続したことが理由です。電子化が進む自動車関連業界向けは堅調に推移しています。

17年3月期通期については、業績予想を修正し、売上高が前期比5%増の1,110億円、営業利益が前期比8%減の22.5億円、経常利益が前期比7.4%減の24.5億円、当期純利益は前期比2.4%減の16.50億円としています。


Q.新中期経営計画があるそうですね

サンワテクノスは、2017 年3 月期から2019 年3 月期までの3 年間の新中期経営計画「Challenge1500」を新たに策定しました。
基本方針として、“電機・電子・機械のコアビジネスでお客様のものづくりに貢献する”。など4 項目を掲げています。

経営目標達成のための事業戦略では、「システム、装置、部品・コンポーネント販売事業」の強化、3 部門の商品をそれぞれ単品販売するのではなく、システムとしてソリューションを提案する「エンジニアリング事業」、及び、サンワテクノスの13 の海外現地法人がそれぞれ保有する物流倉庫や、ロジスティクスのノウハウを生かす「グローバルSCM ソリューション事業」の3 つを掲げています。

創立70 周年である2020 年3 月期において1,500億円の売上高を目指しており、新中期経営計画の最終年度売上高目標1,370億円は、そこにつながる最後の1 段という重要な役割を担っています。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TN》

 提供:フィスコ

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