川辺 Research Memo(8):配当は利益水準や配当性向を考慮して決定
■川辺<8123>の株主還元策
1. 配当は利益水準や配当性向を考慮して決定
配当政策については、経営基盤や財務体質の強化を図りつつ、業績に裏付けられた成果配分を行うことを基本方針として、利益水準や配当性向を考慮して決定するとしている。
この基本方針に基づいて、2019年3月期の配当は年間50円(期末一括、2018年10月1日付株式併合を考慮すると2018年3月期と実質的に同額)とした。配当性向は34.5%である。また2020年3月期の配当予想は2019年3月期と同額の年間50円(期末一括)としている。予想配当性向は27.7%となる。
2. 株主優待は毎年3月末に実施
株主優待制度は毎年3月末時点の保有株主を対象として実施している。保有株式数に応じて自社製品を贈呈する。
■情報セキュリティ対策
情報セキュリティ規程を策定方針
企業に対する大規模なサイバー攻撃が増加し、企業の情報セキュリティ対策への関心が高まるなか、同社は情報セキュリティ及び情報保護を経営の最重要課題の1つとして認識している。そして情報セキュリティ規程を策定する方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
《MH》
提供:フィスコ