信用
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8123 川辺

東証S
1,485円
前日比
+7
+0.47%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.8 0.42 5.39
時価総額 27.6億円
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堀田丸正, 
植松商会
決算発表予定日

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川辺 Research Memo(4):需要期は「ホワイトデイ」や冬季などの季節要因


■川辺<8123>の事業概要

4. 収益特性・リスク要因と対策
収益特性及びリスク要因としては、需要期の季節要因、景気や天候の消費マインドへの影響、消費トレンドの変化、主力販売先である百貨店の閉店、導入品のライセンス契約変更などがある。

需要期の季節要因としては、ハンカチーフは海外有名ブランドが主力で3月の「ホワイトデイ」が最大の需要期となり、スカーフ・マフラーは防寒商品のため秋・冬シーズンが需要期となる。こうした需要期には、新しい商材(新ブランド、新アイテムなど)を積極投入することによって、消費喚起や売上拡大につなげている。

百貨店の閉店による売場面積減少というリスク要因に対しては、直営小売店事業・EC事業・OEM事業の拡大、新しい販路(百貨店以外の量販店・専門小売店チェーン)の開拓、ブランド力向上に向けた百貨店以外でのイベント企画・運営などを推進している。そして直営小売店事業の拡大に伴い、百貨店向けの売上依存度は低下傾向である。

導入ブランドのライセンス契約については、国内外の有名ブランドの権利者と商標使用並びに技術提携に関する契約を締結しているが、契約更新に伴う契約条件の改定、ライセンス供給側に起きるM&Aや経営方針・販売戦略の転換による契約終了などが発生する可能性がある。こうしたリスク要因への対策として、消費やブランドのトレンド変化を的確に捉えて旬のブランドを導入するだけでなく、管理効率化も目的としてブランドのS&Bを積極推進している。

なお主力商品は海外有名ブランド商品だが、商品仕入はグループ会社からの国内仕入が大半を占めており、直接輸入が少ないため為替変動による直接的な影響は小さい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《MH》

 提供:フィスコ

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