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8123 川辺

東証S
1,476円
前日比
-9
-0.61%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.7 0.42 5.42
時価総額 27.5億円
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堀田丸正
決算発表予定日

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川辺 Research Memo(5):2019年3月期増収・2ケタ増益予想


■今後の見通し

● 2019年3月期連結業績見通し
川辺<8123>の2019年3月期の連結業績予想は、売上高が2018年3月期比2.0%増の16,600百万円、営業利益が同23.7%増の470百万円、経常利益が同20.7%増の590百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.3%増の340百万円としている。増収効果による売上総利益拡大を目指し、増収・2桁増益予想である。なお川辺(上海)商貿有限公司は収支黒字化を目指す。

身の回り品事業、フレグランス事業とも、魅力ある商品の投入や売場づくりなどのマーケティングを強化し、市場シェア向上で売上拡大を図る。直営小売店舗の積極出店、テレビ通販・EC事業の拡大、連結子会社における新規取引先開拓などの施策を推進する。なお直営小売店舗の展開では、身の回り品事業のプレイヤーズを4店舗程度新規出店し、フレグランス事業の不採算店舗を1~2店舗閉店する見込みだ。

品目別売上の計画は、身の回り品事業のハンカチーフが0.1%増収、スカーフ・マフラーが2.4%増収、タオル・その他が合計で5.3%増収、フレグランス事業が6.0%増収としている。

身の回り品事業のハンカチーフでは、主力ブランドのライセンス契約終了の影響がおおむね一巡し、新たに導入したニコライ バーグマン(nicolai bergmann)も寄与する。スカーフ・マフラーでは、新ブランドとしてのジルスチュアート(JILL STUART)の導入、カシミアアイテムを中心としたイベント・ステージ展開の強化などで売上拡大を図る。フレグランス事業では、主力ブランド拡販やメゾン系フレグランス投入による売上拡大、不採算直営店の整理・統合、ホールセール分野の売買益改善など、中期的に安定した利益を生むための事業基盤強化策を推進する。

増収効果や売上総利益率改善効果が期待される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)

《MH》

 提供:フィスコ

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