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8105 堀田丸正

東証S
48円
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業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
69.6 0.90
時価総額 28.6億円
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RIZAPーG Research Memo(3):グループ内に7社の上場企業を擁し、美容・健康関連など4事業を展開


■会社概要

2. 企業グループと事業セグメントの概要
RIZAPグループ<2928>の歴史はM&Aの歴史とも言える。同社自身が開発してきた事業は、通信販売事業(主体は健康コーポレーションとボディメイクのRIZAP事業(主体はRIZAP(株))2つであり、それ以外は他社を買収・子会社化することで進出・拡大した事業となっている。

同社は企業の買収に当たり、前述の「自己投資産業」としての価値を提供できるかどうか、別な言い方をすればRIZAPグループ企業としてシナジー効果を生み出せるか、という視点を貫いている。一見すると同社の既存事業とのシナジーが見出しにくいようなケースも、この視点で見直すと買収の狙い・意図が見えてくる。同社の過去のM&Aは、買収企業のバリューアップという意味で数多くの成功を収めてきたが、その理由もここに求めることができると弊社では考えている。

同社は現状、4つの事業セグメントから成っている。その主な構成企業や業態は以下のとおりだ。

「美容・健康関連事業」はボディメイクのRIZAP、RIZAPブランドによる新事業開発を行うRIZAPイノベーションズ(株)、通販の健康コーポレーション、(株)ジャパンギャルズ、体型補整下着のマルコ<9980>、北斗印刷(株)などで構成されている。

「アパレル関連事業」はマタニティウェアの(株)エンジェリーベ、高級既製婦人服の(株)馬里邑、婦人服、紳士服を手掛ける(株)アンティローザ、(株)三鈴、上場企業の夢展望<3185>及びジーンズメイト<7448>で構成されている。

「住関連ライフスタイル事業」はライフスタイル商品の企画・開発・製造・販売を行うイデアインターナショナル<3140>及びパスポート<7577>、と、注文住宅・リフォームを手掛ける(株)タツミプラニングで構成されている。

「エンターテイメント事業」はエンターテイメント施設運営のSDエンターテイメント<4650>と出版の(株)日本文芸社等で構成されている。

なお同社は、2017年3月31日付で第三者割当増資により、ぱど<4833>を子会社化した。同社は、ぱどを中核に、日本文芸社、北斗印刷及びRIZAPメディアマーケティング部門のグループ企業で、新たにメディア事業グループを構成し、メディア事業に進出する方針を明らかにしている。したがって2018年3月期においては、事業セグメントの変更・追加と各セグメントに属するグループ企業の再編成が行われる可能性がある。

また、2017年6月28日付で第三者割当増資により、堀田丸正<8105>を子会社化する。短期的には「成長戦略推進のための基盤作り」として将来にわたる事業毎の収益構造を改善することを前提に、現状のコスト構造の抜本的な見直し行い、数億円規模の利益創造を図る。中長期的な持続的成長に向けて、事業毎の課題抽出による「事業の選択と集中」を行い、RIZAPグループとのシナジーを発揮する中で、来年度以降の大幅な増収増益へとつなげる狙い。払込金額は19億2500万円。第三者割当増資後のRIZAPグループの株式所有割合は決議権ベースで62.27%となる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《TN》

 提供:フィスコ

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