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8079 正栄食品工業

東証P
4,700円
前日比
-35
-0.74%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
27.3 1.57 1.06 0.63
時価総額 804億円
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<動意株・14日>(大引け)=イーブック、正栄食品工業、ゲンキーなど

 イーブックイニシアティブジャパン<3658>=大幅続伸。17年3月期第4四半期は前年同期と比べて売上高が26億2000万円と2割以上の伸びをみせている。市場では「業績の改善に加えて、ヤフー<4689>傘下に入ったことを契機に電子書籍サービスの新たな枠組みに思惑が高まっているようだ」(ネット証券アナリスト)との見方が出ている。値運びが軽く、テクニカル的にも15年4月の高値1419円を上抜き新局面入り。

 正栄食品工業<8079>=反発。同社が13日の取引終了後に発表した第1四半期(16年11月~17年1月)連結決算が、売上高276億2200万円(前年同期比2.5%減)、営業利益18億1100万円(同23.9%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。乾果実類(ナッツ・ドライフルーツ)など健康志向に適合した商品は物量面では堅調に推移した一方、現地価格の低下を受けて販売価格が下落したことで売上高は減少したが、海外子会社を中心にグループ生産子会社による付加価値向上や生産性向上が寄与し、増益につながったという。

 ゲンキー<2772>=大幅高。同社が13日の取引終了後、4月10日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表しており、これを好感した買いが入っている。投資単位当たりの金額を引き下げることで、より一層投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的としている。なお、効力発生日は4月11日の予定だ。同時に、17年6月期の期末配当で記念配当2円50銭を実施するとあわせて発表したことも好材料視されている。

 三菱重工業<7011>=急伸。同社は14日、米サンオノフレ原子力発電所に同社が納入した蒸気発生器による事故に関する損害賠償請求で、仲裁機関である国際商業会議所(ICC)から、同社の主張が認められ約1億2500万ドル(約141億円)の支払いが命じられた、と発表した。米サザンカリフォルニアエジソン社らからは66億6700万ドル(約7634億円)が請求されていたが、支払額は大幅に減少された。三菱重は、引き当て済みの金額を加味すると17年3月期の業績に与える影響は軽微としている。

 大豊建設<1822>=急反発。同社は13日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、売上高を1420億円から1430億円(前期比2.6%減)へ、営業利益を71億円から95億円(同1.6%増)へ、純利益を46億円から67億円(同20.6%増)へ上方修正したことが好感されている。売上高はほぼ計画通りとなるものの、利益面については特に土木工事の工事採算性が向上していることが利益を押し上げるという。また、従来未定としていた期末配当を9円(普通配当7円、特別配当2円)にするとあわせて発表。前期実績の5円に対して4円の増配となることも好材料視されているようだ。

 フォーバル・リアルストレート<9423>=一時ストップ高で、昨年来高値を更新。同社は13日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、営業利益を4000万円から4300万円(前期比34.4%増)へ、純利益を4000万円から7800万円(同2.4倍)へ上方修正したことが好感されている。最近の業績動向を踏まえたほか、繰延税金資産の回収可能性について検討した結果、回収可能性のある部分について繰延税金資産を計上することとし、法人税等調整額として3400万円を計上することが要因としている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2017年03月14日 16時10分

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