貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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8070 東京産業

東証P
638円
前日比
-16
-2.45%
PTS
637.2円
22:45 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
0.97 5.64 12.67
時価総額 183億円
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<動意株・16日>(大引け)=東京産業、イー・ガーディアン、チェンジなど

 東京産業<8070>=後場に入って一時ストップ高。各メディアで「福島県内の除染で出た廃棄物を保管するための中間貯蔵施設の本体の建設に向けた工事が、15日から福島県双葉町と大熊町にまたがる予定地で始まった」ことが伝えられるなか、関連銘柄として同社への関心が高まっているもよう。同社は11日に公表した17年3月期第2四半期決算説明会資料のなかで、環境関連部門の取り組みとして「福島復興支援」を掲げている。具体的には、除染特別地域への資材運搬、物流システムの構築や、トラックにGPSを配備し、効率的な配車・物流を実現している。

 イー・ガーディアン<6050>=後場一段高。一部報道で、フォトメッセージングサービスの米スナップチャットがIPOの申請を非公開で米証券取引委員会(SEC)に提出したと報じられており、関連銘柄の一角として物色されているようだ。同社では、今年9月から「Snapchat」を活用したスマホネイティブ世代向けコミュニケーション支援サービスの提供を開始。「Snapchat」のアカウント運用のサポートを実施している。

 チェンジ<3962>=後場に入ってストップ高。同社はきょう、音声認識技術を活用した「音声ビッグデータ解析サービス」の提供を開始すると発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。このサービスは、企業でこれまで活用されてこなかった音声データを、AI(人工知能)やAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)などを用いた言語処理技術を利用し、分析・有効活用できるようにするもの。複数のラインアップで構成され、顧客の音声データの収集状況や活用のレベルに合わせて最適なサービスを提供する。

 住江織物<3501>=急騰。15日放送のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト(WBS)」で、同社の光で「発電する糸」が取り上げられたことが刺激材料となっているようだ。 なお、同社は15日取引終了後に、17年5月期第1四半期(6~8月)の連結決算を発表。インテリア事業の営業損失などが影響し、売上高は223億9200万円(前年同期比0.4%減)、営業損益は2億4100万円の赤字(前年同期は1億9900万円の黒字)となった。

 あおぞら銀行<8304>=大幅高。同社が15日取引終了後に発表した17年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、経常収益が659億9000万円(前年同期比9.5%増)、経常利益は278億3000万円(同6.2%減)、最終利益は258億5700万円(同6.4%増)だった。最終利益は有価証券利息配当金の拡大や貸倒引当金取り崩しに伴う与信費用の戻し入れなどが寄与している。ここメガバンクを筆頭に銀行セクターへの物色人気が継続、株価的に出遅れており年間配当利回りが5%近い同社株への買いが厚みを帯びている。

 エイベックス・グループ・ホールディングス<7860>=大幅高。ピコ太郎の「ペンパイナッポーアッポーペン」(PPAP)が世界的に大ヒットしている。同社傘下のレーベルに所属するタレントのピコ太郎による「PPAP」が動画サイトに公開されると再生回数は2カ月強で8000万回を突破した。これを受け、岩井コスモ証券は15日、同社株の投資判断を新規「A」とし目標株価を1700円とした。同証券では、PPAPから得る収益は現時点では限定的とみているが、「足もとではアルバム化や商品化の動きが進められており、海外からのCM化のオフォーもある模様」とし「今後の業績上乗せ要因として期待したい」としている。また、アニメ映像パッケージ「おそ松さん」やライヴなどが想定以上で今期業績の上振れを期待している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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