東京産が後場カイ気配スタート、16年3月期営業利益予想を22億円へ増額
東京産業<8070>が後場カイ気配スタートとなった。同社は三菱系の機械専門商社で三菱重工業<7011>向けを主力としており、火力発電所関連のメンテナンス需要が高水準で推移するほか、スマートフォン向け工作機械も顕著な伸びを示している。26日前場取引終了後に、16年3月期の単独業績予想の修正を発表。売上高を1100億円から1200億円(前期比48.2%増)へ、営業利益を17億円から22億円(同32.3%増)へ、最終利益を11億5000万円から15億円(同34.8%増)へそれぞれ上方修正しており、これがポジティブ材料視された。工作機械の輸出が会社側の想定を上回っている。今後は除染関連事業なども収益貢献する見通し。業績見通しの増額とあわせ、年間配当を従来計画の13円から15円(前期実績比2円増配)に上方修正しており、これも物色人気を助長している。
東京産の株価は12時30分現在523円(△18円)カイ気配
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
最終更新日:2015年10月26日 12時35分
東京産の株価は12時30分現在523円(△18円)カイ気配
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
最終更新日:2015年10月26日 12時35分