三菱商は大商いで4000円大台回復、資源高追い風に4~6月期最終利益が2.8倍化
三菱商事<8058>は反発し4000円台を回復。同社が2日に発表した23年3月期第1四半期(22年4~6月)決算は最終利益が前年同期比2.8倍の5339億5100万円と急拡大した。これは事前のコンセンサスを上回り、四半期では過去最高更新となる。資源価格の高騰を背景に金属資源部門が大幅な伸びを示し全体収益を押し上げている。好決算を評価する形で投資資金が流入した。また、売買代金は9時20分現在でプライム市場の上位10傑に食い込んでいる。株価指標面でもPERが7倍程度で配当利回りが4%近くに達し、割安感が強いことで水準訂正狙いの買いを引き寄せている。
出所:MINKABU PRESS
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