貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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8035東京エレクトロン

東証1
17,675円
前日比
-225
-1.26%
比較される銘柄
日立ハイテク
スクリン
アドテスト
業績
今期予想
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.2 3.56 4.10 0.74
決算発表予定日

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有賀泰夫の有望株リサーチ


●ベルク <9974>
―安定成長が光る出遅れ内需株―

 市場は外需派と内需派の綱引き状態で、この1ヵ月はじりじりと上がってはいますが、それは高値から大きく下げた反動のジリ高であり、うまく乗った人と乗れていない人では実感は大きく異なるでしょう。

 プロの世界でも、足元の業績が絶好調の外需株を買うのか、近い将来の景気減速を見越して安心感のある内需株を買うのか、意見は真っ二つに割れています。ここまでは内需派が圧勝しています。しかし、今週になって公表された外需企業の決算では、終わった期の好業績は既に株価に織り込み済みながら、今期について円高にもかかわらず強気の見通しを公表する企業が相次ぎ、方向性が確かめられる局面となっています。

 典型的な例では日経平均株価に歩調を合わせて、業績が絶好調であるにもかかわらず売られた東京エレクトロン <8035> があります。25日に公表された決算で、今期見通しも超強気であったことが好感され、株価は大きく上がりました。とはいうものの、11月に天井を付けて、1月、3月と戻りを試してはその都度打ち返されて直前の高値を超えられなかった経緯があります。急騰したとはいえ、こうしたポイントとなる各水準を超えられるかが当面の焦点となります。

 もっとも、投資という観点から言えば、戻ってから強気になっても遅いわけですが、市場に先駆けて結論が出せるかというと、実は非常に難しいのです。その意味では、むしろそんなことは気にせず、外部環境に影響されない内需株の中で、実態との比較で割安な株を買う方が賢明でしょう。

 とは言っても、このところは内需株でも好調企業ばかりではなく、出遅れ的な銘柄も買われていますので、それらに慌てて乗らないよう注意は怠れません。同じ出遅れでも、特殊要因で今は悪いものの、先行きの見通しがいい会社や、好業績が継続している会社の中から出遅れ銘柄を探す作業が必要でしょう。

 さて、そんな銘柄の一つが、関東で展開する食品スーパー のベルク <9974> です。実は食品スーパーは好調業種ですが、企業間のばらつきが大きく、コンスタントに成長している企業は数社に絞られます。たまたま、出てきた決算がいいということで乗っても、持続性があるとは限りませんので、その場合には高値掴みの可能性があります。その点、同社はこの10数年間、コンスタントに成長し、PERも17倍と割安感があります。

(4月27日 記)

有賀泰夫(ありがやすお)
H&Lリサーチ代表。新日本証券(現みずほ証券)に入社後、アナリストとしてクレディ・リヨネ証券に転職。現三菱UFJモルガンスタンレー証券を経て、09年4月に独立して、H&Lリサーチを設立。ファンド向けアドバイスなどを行う。日本証券アナリスト協会検定会員。

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