貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

8031 三井物産

東証P
7,296円
前日比
+23
+0.32%
PTS
7,310円
15:02 04/23
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.5 1.54 2.33 2.59
時価総額 11431億円
比較される銘柄
三菱商, 
伊藤忠, 
住友商
決算発表予定日

銘柄ニュース

戻る
 

本日の注目個別銘柄:ネクスト、しまむら、三井物産など


<6588> 東芝テック 409 +39
朝方から急伸。延期していた第3四半期の決算を発表、過度な警戒感が後退する展開になっているもよう。退職金の計算の誤りなどが決算発表遅延の背景に。通期業績計画の変更はなし、減損損失計上などで最終大幅赤字となっているが、上半期の決算時に修正済みでもある。なお、本日は想定以上の上昇率となっていることで、東芝の事業リストラによる再編思惑などがあらためて浮上してきていると捉える向きも。

<6954> ファナック 17975 -450
売り先行。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価も17000円から13000円に引き下げている。スマホ関連設備投資の減速を主因に、17.3期業績は20%近い営業減益を予想しているようだ。市場コンセンサスは10%程度の減益予想となっている。ロボマシン事業の大幅な減少を見込んでいるようだ。

<7184> 富山第一銀行 476本日東証1部に新規上場、公開価格470円を6.4%上回る初値500円でスタート、その後はやや軟化する展開になっている。地方銀行を取り巻く環境の厳しさ、30億円レベルの公開規模も一般的なIPO銘柄と比較すると需給懸念が強まりやすいことなどから、厳しいスタートも予想されたが、想定以上の堅調スタートとなる格好に。パッシブファンドの資金流入など中期的な期待材料と捉えられる形でもあるようだ。

<8227> しまむら 13320 -420
軟調。メリルリンチ日本証券では投資判断を「買い」から「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価も16000円から13500円に引き下げている。粗利率の回復力が想定よりも弱いこと、高いハードルに対して既存店売上の伸び率が鈍化すると予想されることから、業績予想を下方修正しているもよう。17.2期営業利益は430億円、18.2期は445億円と予想、それぞれ市場コンセンサスは440億円、460億円となっている。

<8031> 三井物産 1410 -29
売り先行。シティグループ証券では投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価も1500円から1250円に引き下げている。資源価格は足元で底入れの兆しもあるが、需給などを背景に価格低迷を想定しているようだ。生活産業など非資源事業でも苦戦しており、抜本的な早期改善は期待し難く低水準の利益が続く見込みとしている。つれて、来年度中の減配を予想するとしており、還元を含めたGFマネジメントに不透明感が増すとの見方。

<2120> ネクスト 1308 +73
買い優勢。民泊の普及に向けて政府が検討する新法の骨格がわかったと報じられている。こうした報道を受けて、民泊市場拡大のタイミングが近いといった見方なども強まる格好となり、関連銘柄には期待感が高まる方向に。不動産情報サイトを手掛け、数百万件の物件情報を管理するシステムを保有している同社にも、ビジネスチャンスの拡大が期待される状況となっているもよう。

<1942> 関電工 791 -43
下げ目立つ。CB200億円の発行を発表、潜在的な希薄化を嫌気する動きになっている。転換価額は1159円で、前日終値に対するアップ率は38.97%。潜在株式の比率は8.45%になるもよう。調達資金は施工力増強のための設備投資に使う計画。キャッシュリッチ銘柄でもあり、ファイナンスの実施にはやや意外感もあったとみられる。

<9843> ニトリHD 9530 -80
反落。16.2期営業利益は前期比7%増の710億円強を確保、29期連続で過去最高益を更新したもようとの観測報道が伝わっている。17.2期も為替予約を完了しており、30期連続での最高益更新の公算と。16.2期実績は市場予想の730-740億円の水準を下回っており、ネガティブな見方が優勢だが、安定した業績成長をあらためて評価の動きもあって、下げ幅は限定的にとどまっている。

<6615> UMCエレク 2241本日東証1部に新規上場、公開価格3000円を17.3%下回る初値2480円でスタート、その後もさえない展開となっている。公開規模が70億円超と大きいこと、今期が経常減益見通しであること、類似企業との比較でPER水準に割安感が見出しにくいことなどから、個人投資家の値幅取り意欲などは強まっていない。本日は3社が同時上場となっており、資金分散の影響なども出ているとみられる。
《XH》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均