大阪製鐵、東京鋼鐵へ1株630円でTOB
新日鐵住金<5401>子会社の大阪製鐵<5449>は、東京鋼鐵<5448>の非公開化を目的とするTOB(株式公開買い付け)を発表した。関係当局の審査を経て、2016年2月を目途に1株630円で実施する。東京鋼鐵の役員会は、TOBへの賛同意見表明と応募推奨を決議している。
東京鋼鐵の筆頭株主である三井物産<8031>は、保有株式29.24%すべてをTOBに応募する。一方、第2位株主の阪和興業<8078>は、保有株式をTOBに応募しないことで合意しており、TOB成立後の東京鋼鐵の株主は、大阪製鐵と阪和興業の2社となる予定。
両社は、今後予想される厳しい市場環境の中、経営基盤の強化、業務効率化と技術力の向上を図り、コスト競争力の向上や品揃え・デリバリー等の対顧客サービスを強化することで、企業価値の維持・向上を図る。
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提供:フィスコ