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ファミリーマートが急落、経営統合を売り手掛かりに5000円大台割れ

 ファミリーマート<8028>が大幅安。株価はマドを開けて売られ、1月27日以来の5000円大台割れとなった。同社とユニーグループ・ホールディングス<8270>は経営統合に向けた協議に入り、16年9月に統合を完了する方針と正式発表した。6日付の日本経済新聞で既に観測報道がなされていたが、改めて統合に向けた流れを株価の手掛かり材料とする動きが顕在化した。ただし、ファミリーマートの株価には売りの手掛かりだ。コンビニ業界の競合が激化するなか、今回の経営統合は、ユニーGHDにとって草刈り場の対象ともみられていたサークルKサンクスが息を吹き返す絶好のチャンス。対照的にファミリーマートにとっては、ネガティブとの判断が市場の大勢を占めているようだ。今回の統合が実現すれば売上高ではローソン<2651>を抜いて業界2位に浮上するが、店舗数では業界トップとなる。しかし、それに見合うだけのコストも負担しなければならないことは自明である。店員の確保や教育などに経営資源をつぎ込むことで、これが利益成長の足かせとなるとの思惑がマーケットに底流している。

ファミリーマートの株価は11時17分現在4950円(▼350円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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