任天堂は高水準の売買代金こなし戻り高値クリア、個人投資家の参戦活発化

　任天堂<7974>は売買代金高水準のなか上値追い態勢を明示、一時１７００円を超える上昇で今週１３日に大陽線でつけた戻り高値６万２４９０円をクリア、６万３０００円台まで上値を伸ばす場面があった。「信用枠を活用した個人投資家の参戦も活発」（国内証券マーケットアナリスト）とみられ、売買代金は全上場企業の中でレーザーテック<6920>に次ぐ２位となっている。９日に発売したニンテンドースイッチ向けソフトの「スプラトゥーン３」は発売直後から大人気となり、これが株価を強く刺激する格好となった。国内外の証券会社の同社株に対する投資判断も概ね強気継続で一致しており、目標株価とのカイ離もあって上値期待が膨らんでいる。

出所：MINKABU PRESS