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7965 象印マホービン

東証P
1,467円
前日比
+22
+1.52%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
19.9 1.16 2.32 9.84
時価総額 1,065億円
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<動意株・4日>(大引け)=住石HD、象印、ガーラなど

 住石ホールディングス<1514>=切り返し急。3日の取引終了後、23年3月期の連結最終利益が、これまでの計画の22億8000万円から35億円(前の期比54.3%増)に上振れする見込みとなったと発表した。また、財務省に提出された変更報告書によると、著名投資家の井村俊哉氏の保有割合が12.71%から13.22%に上昇したことが明らかとなっており、これらを材料視した買いが集まったようだ。豪州ワンボ社からの受取配当金の影響などが寄与する。一方、売上高は計画の420億円に対し、417億円(同3.4倍)と下振れて着地したようだとしている。同社は3月31日、豪州の出資先炭鉱からの配当金として、3400万豪ドル(約30億3000万円)を受領したと発表。連結業績への影響については集計中としていたが、今回集計作業が完了したという。井村氏が提出した変更報告書によると、保有目的は純投資。報告義務発生日は3月27日となっている。

 象印マホービン<7965>=大幅反発で年初来高値を更新。同社は3日取引終了後、23年11月期第1四半期(22年11月21日~23年2月20日)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比11.4%減の35億2500万円となったが、通期計画39億円に対する進捗率が90%超に達していることが買い手掛かりとなっているようだ。売上高は同2.4%増の271億2800万円で着地した。調理家電製品は前年を下回ったものの、リビング製品や生活家電製品は順調に推移。利益面では原価や販管費の増加が重荷となった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

 ガーラ<4777>=動意。同社は3日、子会社のGala Mix(韓国ソウル市)が自社で開発したスマートフォンアプリ「Poll Cash(ポールキャッシュ)」の提供を開始したことを明らかにしており、これが材料視されているようだ。ポールキャッシュは有料アンケートアプリで、アンケートに答えてコインを稼いでギフトカードに交換できるもの。サービス提供地域は北米、西ヨーロッパ、シンガポール、オーストラリアなど19カ国で、来期は更に増える予定だとしている。

 安永<7271>=急動意。3日の取引終了後、リチウムイオン電池の集電箔への特殊加工を独自に開発し、電池寿命を同社従来品比で12倍以上に向上させることに成功したと発表したことが好感されている。同社では現在、日本・韓国・中国の電池メーカーや自動車メーカーなどに試作品を供給し高い評価を得ているとしており、更なる研究開発を進めるとしている。

 インスペック<6656>=ストップ高。3日の取引終了後、高性能フラットベッド型検査装置及びロールtoロール型検査装置の大型受注を獲得したと発表したことが好感されている。今回の受注では、同社の主力製品であるフラットベッド型検査装置をベースにした高性能半導体パッケージ基板用AI機能付両面(表・裏)全自動検査装置と、ロールtoロール型検査装置を各複数台受注した。受注総額は9億円を超えるとしており、24年4月期以降の納入を予定している。なお、23年4月期業績への影響はないとしている。

 霞ヶ関キャピタル<3498>=3日続伸。物流施設を主力にアパートメントホテルなどにも展開するほか、再生エネルギーの電源開発も手掛けている。eコマース市場拡大に伴う宅配取扱個数の増加で物流施設需要が好調に推移しており、足もとの業績には追い風が吹いている。同社が3日取引終了後に発表した23年8月期上期(22年9月~23年2月)の決算は、売上高が前年同期比56%増の164億8900万円、営業利益が同3.2倍の14億3800万円と大幅な伸びを示した。これを好感する形で投資資金が集中している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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