貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7947 エフピコ

東証P
2,600.0円
前日比
-52.5
-1.98%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.8 1.44 2.19 2.65
時価総額 2,199億円
比較される銘柄
カネカ, 
DIC, 
積化成
決算発表予定日

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【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ トレンドに乗る! 緩やかに上向く25日線


「トレンドに乗る! 緩やかに上向く25日線」

 毎月の月始めは波乱。これが東京市場の常ながら、今月はいまのところ順調過ぎるほどのスタートだ。

 お蔭で日経平均株価は6日、1万6971円の高値をつけて1万7000円の大台回復までタッチの差に迫った。

 もちろん、大台を上抜いてこそ「順調な回復」となるため、いまはまだそこまでの蘇生力はなく、正直物足りない。

 それでもここで改めて着目したいのは、日経平均のトレンドだ。私はそれを判定するのに25日移動平均線を使っているが、それは9月21日以降、緩やかに上向き続けている。

 株式投資でやってはならないのは、トレンドに逆らう。これであり、逆にトレンドにしっかり乗っていさえすれば大過なく過ごせるといえる。具体的には緩やかに上向き続ける25日移動平均線との連動性の高い銘柄に投資しておく。これが有効で投資もしやすい。

 トレンドが重要なのは、簡単には変化しないからだ。だからこそトレンドなのであり、一定方向の動きが見られはじめた場合、それはしばらく継続すると見てよい。

 もちろん、思いがけないことが起きて急変することはある。しかし、強いトレンドは継続するのが普通であり、いまなら前述したように日経平均にそれが見られるばかりか、原油先物価格、資源エネルギー株、商社株、化学株などにも見られる。

●原油高がマイナスなんてとんでもない!

 ところが、私が常々接している個人投資家のほとんどは、原油先物価格の上昇をマイナス視している。

 原油の上昇はガソリンや灯油価格の上昇にとつながるため、そんな見方になってしまうのだろうし、実際それらの上昇によるデメリットもある。

 しかし、株式投資では、原油先物価格の上昇は「ドル高・円安要因」であり、この点に着目すればよいので、マイナス視するなんてとんでもないことになる。

 こんな状況下、期待が持てるのは次のような銘柄になる。

 まずはビジネスモデルが優れている点からエフピコ <7947> だ。食品トレー首位であり、総菜用など需要が伸び続けているだけに、株価も引き続き期待がもてる。

 これから年末に向かうのは間違いないところなので、飲食店情報サイト運営のぐるなび <2440> も魅力的だ。年末にかけて利用者が急増することを考えれば、現在水準あたりで投資しておくのは良策になる。

 大阪府は2025年に大阪万博を誘致すべく準備を進めているとのこと。カジノの設営も計画に入っていると見てよく、関連銘柄の日本金銭機械 <6418> も押し目は見逃さないようにしたい。紙幣識別機、硬貨計数機などで先行している企業だけに、今後大阪万博開催の話が出てくるたびに同社株も関心を集めると見てよい(ただし万博が再度大阪で開催されるとは限らない)。

 年末にかけて集客力が一段とアップすると見てよい焼きとり屋、鳥貴族 <3193> も株価は高値圏ながらなお続伸が見込める。

 新興銘柄にも目を向けておくと、スポーツイベントに強いセレスポ <9625> [JQ]がある。東京オリンピック関連株の一つになる。

2016年10月7日 記

株探ニュース

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