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7913図書印刷

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<動意株・14日>(大引け)=図書印刷、エスケーエレ、ブレインパッドなど

 図書印刷<7913>=ストップ高。同社は13日の取引終了後、親会社の凸版印刷<7911>が株式交換により8月1日付で完全子会社化すると発表しており、株式交換比率(図書印刷株1株に対して凸版印刷株0.80株を割り当て)から算出した理論株価にサヤ寄せする動きとなっている。グループとしての一体的な事業運営のもとで、図書印刷の事業構造転換と事業領域拡大を進めるほか、顧客基盤や事業基盤などの経営資源を相互活用することで経営の効率化につなげるのが狙いとしている。なお、図書印株は7月30日付で上場廃止となる。

 エスケーエレクトロニクス<6677>=後場に入ってストップ高。同社は13日の取引終了後、19年9月期連結業績予想について、売上高を250億円から261億円(前期比14.6%増)へ、営業利益を47億円から56億円(同27.4%増)へ、純利益を32億円から40億円(同21.9%増)へ上方修正したことが好感された。上期に、中国向け第10.5世代および第11世代用フォトマスクの売り上げが伸長したことが寄与した。また、業績予想の修正に伴い従来17円を予定していた期末一括配当を13円増額して30円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されている。前期実績に対しては13円の増配になる予定だ。

 ブレインパッド<3655>=続急騰。同社は人工知能(AI)を使ったビッグデータ分析などアナリティクス事業を主力に展開するが、案件大型化や長期化を背景に売上高の拡大が顕著となっているほか、効率的なプロジェクト管理が奏功する形で利益率向上も進んでいる。19年6月期営業利益は従来予想の7億5000万~9億円から11億3000万円(前期比93.5%増)に大幅上方修正したことでがぜんマーケットの注目度が高まった。7月1日付で草野隆史氏が新たな社長に就任するが、新社長の経営手腕にも期待が募っている。

 大陽日酸<4091>=急反騰し年初来高値を更新。同社が13日の取引終了後に発表した20年3月期連結業績で、売上高8900億円(前期比20.2%増)、営業利益1020億円(同52.6%増)、純利益570億円(同38.0%増)と大幅増益を見込んでいることが好感されている。国内セパレートガスが、主要関連業界である鉄鋼・化学・輸送機器向け需要が堅調に推移し、売り上げの増加が見込まれることに加えて、19年2月に買収した米のHyCO事業や18年12月に買収した米国プラクスエア社から買収した欧州ガス事業なども寄与する見通しだ。

 太陽誘電<6976>=大幅反発。同社が13日取引終了後に発表した19年3月期決算は営業利益が前の期比74.3%増の352億3700万円と大幅な伸びを示し、20年3月期についても前期比7.8%増の380億円と続伸する見込み。年間配当も19年3月期が前の期比1円増配の21円、20年3月期も1円増配して22円を計画している。更に同日、発行済み株式数(自社株を除く)の2.0%にあたる250万株(金額で40億円)を上限に自社株買いを実施することを発表、これも株価の評価材料となった。きょうは全般相場が大きく値を崩しており、前日の米国株市場でアップル株が急落したこともあって、東京市場でも電子部品株全般は売り圧力の強い展開となっている。同社株はそのなかで異彩を放っている。

 メディカル・データ・ビジョン<3902>=ストップ高。同社は13日取引終了後に、19年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。営業損益が1億200万円の黒字(前年同期は3100万円の赤字)に浮上したことが好感されているようだ。売上高は8億6900万円(前年同期比23.5%増)で着地。大規模診療データベースを用いた調査・分析サービスの売り上げなどが好調だった。なお、通期業績予想は売上高42億5000万円(前期比18.8%増)、営業利益5億円(同42.2%増)とする従来計画を据え置いている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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