プロネクサス---3Q営業利益は2.8%増、コーポレートガバナンス・コードの制定を背景に受注増加

プロネクサス<7893>は1月31日、2017年3月期第3四半期（16年4-12月）決算を発表。売上高が前年同期比3.2%増の172.34億円、営業利益が同2.8%増の25.62億円、経常利益が同3.7%増の26.76億円、四半期純利益が同1.7%減の17.95億円だった。

上場会社ディスクロージャー関連では、招集通知のカラー化が進展し、受注単価が上昇。上場会社IR関連では、コーポレートガバナンス・コードの制定を背景として投資家への情報提供強化の動きが一層強まる中、英文IR（翻訳）サービスや、IRサイト構築などのWebサービス、株主総会ビジュアル化サービスなどの受注が増加した。

金融商品ディスクロージャー関連では、投資信託市場における運用報告書や各種販売資料、Webサービス等の受注増加、J-REIT市場におけるIPOやファイナンスの増加に伴う受注増加が売上に寄与した。一方、費用面では、受注増に対応する外注加工費や制作体制強化に伴う労務費、営業体制強化による人件費が増加した。

17年3月期通期については、売上高が前期比2.5%増の215.00億円、営業利益が同5.6%増の23.50億円、経常利益が同6.4%増の24.00億円、当期純利益が同変わらずの16.80億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

　提供：フィスコ