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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7888 三光合成

東証P
650円
前日比
-23
-3.42%
PTS
653.6円
17:36 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.6 0.71 3.08 23.55
時価総額 199億円
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<動意株・22日>(大引け)=富士通コン、MUTOH、ティラドなど

 富士通コンポーネント<6719>=ストップ高し、年初来高値更新。7月下旬に中間期業績予想の上方修正発表を受け上放れ、前週まで週足で6連続陽線を示現し株価の居どころを大きく変えていた。きょうは投機資金の攻勢顕著で一気に上昇加速する格好となっている。タッチパネルやリレーなどの電子部品を手掛け、高水準の需要を確保して業績に反映させているが、きょうは富士通が携帯電話事業からの撤退観測が伝わり、「選択と集中による事業構造改革の動きが、車載やIT分野向けに強い同社にはプラスに働くとの思惑が高まった」(準大手証券ストラテジスト)との見方も示されている。

 MUTOHホールディングス<7999>=大幅反発。きょう付けの日刊工業新聞で、「米HPの3Dプリンターの販売を、23日に本格的に始める」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。記事によると、HPの3Dプリンターは樹脂製品の量産が視野に入る高生産性が特徴で、MUTOHでは20年に年100台を販売し、自社独自と他社製品の3Dプリンター事業の売上高を現在比5倍の約50億円に伸ばすとしている。

 ティラド<7236>=大幅反発し、年初来高値更新。きょう付の日本経済新聞で「建設機械部品各社の2018年3月期業績に上振れ余地が出ている」と報じられており、なかで建機向けの熱交換器を手掛ける同社も紹介されていることが好材料視されているようだ。同社の第1四半期(4~6月)決算で、営業利益は前年同期比2.5倍の16億8500万円で着地。同時に上期業績予想を24億円から27億円(同2.1倍)へ上方修正したが、18年3月期通期予想については「第3四半期以降の販売動向が米国、中国をはじめ不透明であることなどから、前回予想を据え置いた」としている。ただ、第1四半期時点で営業利益の通期計画に対する進捗率は43%となっており、このことから上振れ余地があるとみられたようだ。

 大平洋金属<5541>=3日ぶりに反発。足もとのニッケル価格の上昇を受け、同社株に買いが流入している。ロンドン金属取引所(LME)ではニッケル3カ月物が21日、1トン当たり1万1315ドルと昨年12月以来、8カ月ぶりの高値圏に上昇した。中国の景気減速懸念が後退し、インフラ投資に対する期待が膨らんでいる。さらにニッケルの主用途であるステンレス生産も好調であり、ニッケル価格には先高期待が膨らんでいる。

 IMV<7760>=続急騰し、年初来高値更新。同社は自動車向けを中心に振動シミュレーションなどの試験装置を生産するほか、受託試験サービスも行う。17年9月期経常増益は前期比26%増の12億円を見込みPERは依然として11倍前後と割安感がある。電気自動車やハイブリッド自動車に搭載するリチウムイオン電池の温度・振動複合環境で充放電の機能性を確認する受託試験を手掛けていることから、世界的な電気自動車(EV)シフトの動きを背景に業績拡大への思惑が高まっている。また、ROEが12%台と高く、中小型株人気に着目する機関投資家の組み入れ対象としてマークが強まる可能性も指摘されている。

 三光合成<7888>=大幅続伸。プラスチック部品の大手で、自動車向けなどで好調な需要を取り込んでおり、18年5月期は小幅増収で最終利益は2ケタ近い増益が見込まれている。21日、同社が28日付で現在のジャスダックから東証2部に市場変更することが発表され、これを材料視する買いを誘っている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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