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注目銘柄ダイジェスト(前場):ラオックス、ミクシィ、ニコンなど


ラオックス<8202>:561円(前日比+36円)
買い気配スタート。前日に発表した決算がポジティブサプライズにつながっている。上半期営業利益は49.7億円で前年同期比17倍となり、通期予想は従来の45.5億円から90億円、倍の水準にまで引き上げている。4-6月期は前四半期比で72%増の31億円、市場想定は20-25億円レンジであったと推測されていたため、想定以上の収益拡大にはインパクトが強まっている。4-6月期の実績からみると、大幅上方修正された通期予想にも上振れ余地大との見方。なお、中国人民元相場が落ち着くとみられることも買い安心感に。

ニコン<7731>:1692円(前日比+67円)
買い優勢。JPモルガンでは投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も1500円から2100円に引き上げている。映像事業と高解像度液晶用露光装置による収益好転が今後6ヶ月から18ヶ月は継続すると予想、純資産近辺での株価水準には割安感が出てきたと判断しているもよう。17.3期の営業利益は従来予想の250億円から520億円にまで上方修正のようだ。

ネクソン<3659>:1954円(前日比+322円)
上昇率トップ。前日に第2四半期の決算を発表、営業利益は335億円で前年同期比7.7%増益、従来予想の上限レンジも上回る着地に。中国事業が順調に推移のようだ。また、第3四半期予想は479-508億円のレンジとしている。野村では、パイプラインの充実が具現化し始めた力強い決算と評価して、目標株価を1750円から2200円に引き上げている。

京極運<9073>:510円(前日比+80円)
ストップ高。15年4-6月期(第1四半期)決算を発表している。営業利益は前年同期比9.0倍の0.79億円で着地した。16年3月期の営業利益見通し1.20億円(前期比21.1%減)に対する進捗率は約66%となっている。退職給付会計における会計基準変更時差異の費用処理が前期で終了したことによる人件費の削減効果や、燃料価格の下落による燃料費の削減が利益増に寄与した。

リアルワールド<3691>:2373円(前日比-500円)
ストップ安。14年10月-15年6月期(第3四半期累計)決算を発表している。売上高が前年同期比27.5%増の26.04億円となる一方、営業利益は同57.7%減の0.62億円、最終損益は0.05億円の赤字(前年同期は0.80億円の黒字)で着地した。クラウドメディアの季節要因による売上減が影響し、利益進捗に遅れが生じた。また、引き合いの強さから採用・開発費等の投入を強化したほか、業務提携の本格的な立ち上げに伴い費用が増加したという。

小野産業<7858>:401円(前日比+51円)
急伸。高島<8007>が同社株式を公開買付けすると発表しており、買付価格403円にサヤ寄せする展開となっている。買付期間は8月14日から9月29日まで。高島は同社の全株式を取得し完全子会社とする予定。同社は、本公開買付けに賛同の意見を表明するとともに、高島と資本業務提携契約を締結することを発表している。技術・ノウハウの相互提供及び共同研究開発、販売チャネルの共有、人材交流等を行い、シナジーを実現していくという。

ミクシィ<2121>:5190円(前日比-50円)
買い先行も上げ渋る。15年4-6月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は前年同期比3.9倍の500億円、営業利益は同5.2倍の243億円となった。市場予想では営業利益210億円程度を見込んでおり、これを上回る着地となったことから、朝方は5440円まで上昇する場面があった。一方、テンセントとの業務提携を解消し、10月に中国での「モンスターストライク(モンスト)」配信を止めるとの観測が一部メディアで報じられている。

デザインワン<6048>:5690円(前日比+600円)
4日ぶり大幅反発。1株につき3株の割合で株式分割を実施すると発表している。基準日は8月31日。株価は直近で25日線割れから下落が続いたが、本日は株式分割による流動性向上などをポジティブ視した買いが先行している。

《KS》

 提供:フィスコ

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