米株
“再上方修正”へ、21年3月期【業績上振れ】有力候補〔第1弾〕 ＜成長株特集＞
21年3月期の業績予想を上方修正する企業が相次いでいる。今年に入って通期の経常利益予想を上方修正した3月期決算企業は700社超と全体の3社に1社に上る。上方修正した企業について、4-12月期実績の修正した通期計画に対する進捗率を調べたところ、修正幅が保守的で一段の業績上振れが期待できる銘柄が多くみられた。そこで本特集では、4-12月期業績の対通期進捗率が高く、通期予想を“再度"上方修正する可能性のある銘柄を探った。
今回は第1弾として、時価総額400億円以上の銘柄を対象に、(1)1月から2月にかけて21年3月期の経常利益予想を上方修正した、(2)4-12月期経常利益の通期計画に対する進捗率が85％以上、(3)同進捗率が過去5年の平均を10ポイント超上回る、といった条件を満たした31社を選び出し、進捗率が大きい順に記した。
なかでも、4-12月期の経常利益が通期計画をすでに超過し、対通期進捗率が過去平均を20ポイント以上も上回っている、ダスキン <4665> 、モスフードサービス <8153> 、セガサミーホールディングス <6460> 、ＴＢＳホールディングス <9401> 、ツツミ <7937> 、鴻池運輸 <9025> 、ウシオ電機 <6925> 、グローブライド <7990> は業績上振れが有力視される。
また、コーエーテクモホールディングス <3635> とフクダ電子 <6960> [ＪＱ]は、直近3ヵ月の10-12月期に四半期ベースの最高益を達成し、通期計画も最高益更新を見込む、いわゆる利益成長“青天井”銘柄としても注目される。このほか、三菱マテリアル <5711> 、大正製薬ホールディングス <4581> 、古河機械金属 <5715> 、太平電業 <1968> 、ジーテクト <5970> 、スカパーＪＳＡＴホールディングス <9412> などはPBR1倍未満と割安感が強く、株価の水準訂正余地が大きい銘柄としてマークしておきたい。
┌ 対通期進捗率 ┐┌─ 経常利益 ─┐ 予想
コード 銘柄名 4-12月 5年平均 通期計画 4-12月 PER
<4665> ダスキン 209 88.5 3700 7724 196
<8153> モスフード 208 104 500 1042 -
<6460> セガサミー 180 118 7000 12574 -
<9401> ＴＢＳＨＤ 128 91.3 16500 21076 13.0
<7937> ツツミ 125 80.9 340 425 176
<5938> ＬＩＸＩＬ 115 100 30500 35152 27.4
<9025> 鴻池運輸 114 88.4 7000 7969 16.8
<6925> ウシオ電 113 86.3 1500 1694 -
<7990> グロブライド 110 90.0 6300 6933 12.1
<8111> ゴルドウイン 103 87.3 13500 13886 35.1
<7832> バンナムＨＤ 102 87.1 74000 75144 48.7
<5711> 三菱マ 100 81.6 32000 32019 33.4
<8255> アクシアル 97.1 80.6 11500 11169 14.5
<4581> 大正薬ＨＤ 97.0 82.1 25500 24742 40.6
<5715> 古河機金 96.8 77.0 3700 3582 10.3
<1968> 太平電 95.1 75.3 8900 8464 8.4
<6762> ＴＤＫ 94.3 78.9 116000 109358 26.1
<7844> マーベラス 92.6 75.2 3550 3286 21.3
<5970> ジーテクト 91.2 75.7 5700 5197 17.2
<3635> コーテクＨＤ 90.5 59.5 33000 29874 32.8
<9412> スカパーＪ 90.4 76.2 19200 17351 11.6
<8806> ダイビル 90.1 76.7 10500 9465 21.2
<2664> カワチ薬品 90.0 77.3 10500 9449 9.8
<6952> カシオ 89.7 74.0 13000 11666 53.1
<8173> 上新電 89.1 76.5 14000 12471 10.4
<7906> ヨネックス 88.9 63.7 750 667 133
<6258> 平田機工 87.8 72.6 4300 3777 25.8
<6960> フクダ電 87.3 67.5 13700 11963 12.8
<3708> 特種東海 87.0 76.2 4600 4000 9.4
<8425> みずほリース 86.0 75.8 25500 21920 8.0
<1884> 日道路 85.0 65.0 10000 8498 10.3
※経常利益の単位は百万円。
株探ニュース
今回は第1弾として、時価総額400億円以上の銘柄を対象に、(1)1月から2月にかけて21年3月期の経常利益予想を上方修正した、(2)4-12月期経常利益の通期計画に対する進捗率が85％以上、(3)同進捗率が過去5年の平均を10ポイント超上回る、といった条件を満たした31社を選び出し、進捗率が大きい順に記した。
なかでも、4-12月期の経常利益が通期計画をすでに超過し、対通期進捗率が過去平均を20ポイント以上も上回っている、ダスキン <4665> 、モスフードサービス <8153> 、セガサミーホールディングス <6460> 、ＴＢＳホールディングス <9401> 、ツツミ <7937> 、鴻池運輸 <9025> 、ウシオ電機 <6925> 、グローブライド <7990> は業績上振れが有力視される。
また、コーエーテクモホールディングス <3635> とフクダ電子 <6960> [ＪＱ]は、直近3ヵ月の10-12月期に四半期ベースの最高益を達成し、通期計画も最高益更新を見込む、いわゆる利益成長“青天井”銘柄としても注目される。このほか、三菱マテリアル <5711> 、大正製薬ホールディングス <4581> 、古河機械金属 <5715> 、太平電業 <1968> 、ジーテクト <5970> 、スカパーＪＳＡＴホールディングス <9412> などはPBR1倍未満と割安感が強く、株価の水準訂正余地が大きい銘柄としてマークしておきたい。
┌ 対通期進捗率 ┐┌─ 経常利益 ─┐ 予想
コード 銘柄名 4-12月 5年平均 通期計画 4-12月 PER
<4665> ダスキン 209 88.5 3700 7724 196
<8153> モスフード 208 104 500 1042 -
<6460> セガサミー 180 118 7000 12574 -
<9401> ＴＢＳＨＤ 128 91.3 16500 21076 13.0
<7937> ツツミ 125 80.9 340 425 176
<5938> ＬＩＸＩＬ 115 100 30500 35152 27.4
<9025> 鴻池運輸 114 88.4 7000 7969 16.8
<6925> ウシオ電 113 86.3 1500 1694 -
<7990> グロブライド 110 90.0 6300 6933 12.1
<8111> ゴルドウイン 103 87.3 13500 13886 35.1
<7832> バンナムＨＤ 102 87.1 74000 75144 48.7
<5711> 三菱マ 100 81.6 32000 32019 33.4
<8255> アクシアル 97.1 80.6 11500 11169 14.5
<4581> 大正薬ＨＤ 97.0 82.1 25500 24742 40.6
<5715> 古河機金 96.8 77.0 3700 3582 10.3
<1968> 太平電 95.1 75.3 8900 8464 8.4
<6762> ＴＤＫ 94.3 78.9 116000 109358 26.1
<7844> マーベラス 92.6 75.2 3550 3286 21.3
<5970> ジーテクト 91.2 75.7 5700 5197 17.2
<3635> コーテクＨＤ 90.5 59.5 33000 29874 32.8
<9412> スカパーＪ 90.4 76.2 19200 17351 11.6
<8806> ダイビル 90.1 76.7 10500 9465 21.2
<2664> カワチ薬品 90.0 77.3 10500 9449 9.8
<6952> カシオ 89.7 74.0 13000 11666 53.1
<8173> 上新電 89.1 76.5 14000 12471 10.4
<7906> ヨネックス 88.9 63.7 750 667 133
<6258> 平田機工 87.8 72.6 4300 3777 25.8
<6960> フクダ電 87.3 67.5 13700 11963 12.8
<3708> 特種東海 87.0 76.2 4600 4000 9.4
<8425> みずほリース 86.0 75.8 25500 21920 8.0
<1884> 日道路 85.0 65.0 10000 8498 10.3
※経常利益の単位は百万円。
株探ニュース
