貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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7752 リコー

東証P
1,347.5円
前日比
-25.5
-1.86%
PTS
1,350円
23:19 04/23
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.5 0.82 2.67 1.18
時価総額 8,213億円
比較される銘柄
キヤノン, 
パナHD, 
エプソン
決算発表予定日

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<動意株・20日>(大引け)=DNAチップ、ジャパンエン、理経など

 DNAチップ研究所<2397>=大幅高。同社はきょう、肺がんの遺伝子検査用DNA標準プレート「RICOH Standard DNA Series EGFR mutation Type001」をリコー<7752>と共同開発し、発売したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。この製品では、肺がん患者の血液中に含まれるごく少量のがん細胞由来のDNA分子を検出する高感度な遺伝子検査の精度を確認することが可能で、検査の精度向上につながるとしている。

 ジャパンエンジンコーポレーション<6016>=ストップ高。同社は19日、現在開発の最終段階にある最新鋭エンジン6UEC42LSH-Eco-D3/6UEC42LSH-Eco-D3-EGR型機関を、国内造船所で建造中のハンディサイズバルクキャリア、中小型ケミカル船向け主機として、初号機から連続して6台受注したと発表。これが材料視されているようだ。このUEC42LSH型機関は、今後のEEDI規制(新造船燃費規制)強化に伴う低出力化のニーズをにらみ、世界トップクラスの低燃費を実現。42LSH-EGR型機関は、IMO NOx(窒素酸化物)3次規制に適合する主機関として、独自に開発した低圧EGRシステム(NOx排出量を大幅に削減しつつ、燃費の悪化を最小限に抑えることができるシステム)を装備し、更に将来的に予想される北米・欧州の一部海域における排水制限域の拡大も視野に入れ、EGRスクラバ循環水の船外排水を不要としたコンセプトを採用している。

 理経<8226>=急伸。同社はきょう、国内の大手化粧品メーカーから3dMD社(米国)の3次元サーフェス超高速撮影&解析システム「3dMD System」を受注し、納入したと発表。これが株価を刺激したようだ。「3dMD System」シリーズは、顔や頭部、全身を最大360度、誤差0.2ミリ以下という高精度で超高速撮影する装置と、撮影したデータを3Dデータ化し表示するソフトウェアを持つシステム。美容・化粧品業界では、ヘッドスパ施術前後のフェイスラインのリフトアップの計測、年齢別の表情筋の計測などに活用されているほか、アパレル、スポーツ美容など幅広い分野で利用されている。

 JMC<5704>=ストップ高。19日の取引終了後、大阪大学、フヨーと共同で心臓カテーテルシミュレーターの開発を行う「HEARTROID PROJECT」が、米マサチューセッツ工科大学の「Therapeutic Technology Design & Development Lab」(TTDD Lab)とクリエイティブパートナーシップを開始したと発表しており、これを好感する買いが入っている。TTDD Labは生体本来の機能を高め補助する医療機器の設計開発を目的とした研究を行っている。心臓カテーテルシミュレーター「HEARTROID」の拍動流を有し解剖学的に精緻な3Dモデルから構成されるという特長を生かし、TTDD Labが進める手術用デバイスの開発でコンセプトづくりから検証までのプロセスの加速に貢献するとしている。

 エーアイ<4388>=大幅4日続伸。同社は19日、JR高輪ゲートウェイ駅の日本語音声案内に、自社の音声合成「AITalk」が採用されたと発表しており、これが株価を刺激しているようだ。これは、凸版印刷<7911>が提供する多言語AI(人工知能)案内サイネージ「BotFriends Vision(ぼっとふれんず ビジョン)」で利用されるもの。同社では音声品質の高さが採用の決め手になったとしている。

 北川精機<6327>=7連騰。19日の取引終了後に発表した20年6月期の連結最終利益は前の期比2倍の3億2600万円に拡大して着地。続く21年6月期も前期比16.6%増の3億8000万円に伸びる見通しとなり、これを好感する買いが向かった。前期は建材機械子会社の売却で売上高と営業利益は大幅に減少したものの、産業機械事業の生産効率向上や原価低減、減損損失の減少などで最終利益は倍増した。今期はプリント基板成形プレス装置や樹脂成形装置などを手掛ける産業機械事業が続伸し、売上高は前期比12.5%増の48億円を見込む。併せて、今期の年間配当は5円で11期ぶりに復配する方針としたことも好材料視されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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