キヤノンは来期の有機EL特需に期待、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
7/25にキヤノン<7751>の国内子会社2社(キヤノンマーケティングジャパン、キヤノン電子)が半期決算を発表、7/12に発表済みのAXISと合わせて、関連上場子会社の決算が出揃いました。
AXISは買収効果もあって2桁増収増益と高成長を維持しましたが、国内子会社2社は、厳しい事業環境の中で収益重視の経営となったようです。
これら子会社の決算発表を受けてSMBC日興証券では、キヤノンについて『同社の本業は引き続き厳しい事業環境に晒されており、通期会社見通しは再度下方修正されるものと考えている』として、『16/12期売上高/営業利益を前年同期比9.5%減/37.6%減の3.44兆円/2,215億円と減収減益』を予想しています。
ただ、17/12期については『営業利益は有機EL投資ブーム効果もあり2,550億円へと3期ぶりに増益に転じる』として、期待を寄せています。
なお同社の16/12期2Q決算発表は7/26に予定されています。
詳しくは7/26付「Opening Bell」の企業アップデートを見てみてくださいね。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜
《FA》
提供:フィスコ