7747 朝日インテック 東証2 15:00
4,220円
前日比
+20 (+0.48%)
比較される銘柄: 日本光電テルモニプロ
業績: 今期予想
精密機器
単位 100株
PER PBR 利回り 信用倍率
38.6 8.17 0.65 20.90

銘柄ニュース

戻る
2015年12月06日09時30分

【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 東京市場の回復基調は健在!


「東京市場の回復基調は健在!」

●ECB失望の下げは一時的

 毎月の月初めは大抵波乱なので、ここにきての急反落にも驚きはない。

 10、11月がスムースな始動だったため、「今月も」という期待はあった。しかし、ECBの追加金融緩和に対する失望感から、10、11月に見られたような月初からの好スタートは期待だけに終わってしまったことになる。

 たまたま日経平均が2万円の大台をようやく奪還したところだったため、今回の下落は回復トレンドの上限に達してしまったように見えるかもしれない。すでにそんな見方をする投資家もいて、私の身近にも空売りに転じている人もいるほどだ。

 2万円前後での保ち合いが半月ほど続き、上下どちらに放れるかが問われている状況でもあったため、下への確率が高い。こう見られたが故の売りになるだろう。

 しかし、どんな上昇相場でも、数日、もしくは数週間の調整はある。ECBの追加金融緩和が市場の期待を裏切る内容だったからというような下落は、一時的に終わることが多い。市場は常に「1」が実行されたら「2」を望み、「2」が実行されたら「3」を望むもの。そのため、大抵の政策に不満を表明する。今回もその一つであり、しばらくすると次なる緩和に期待して買い戻されると見てよい。

●上昇トレンド銘柄の押し目を狙う

 それに今月の市場の最大関心事は、なんといっても15、16日に開催が予定されているFOMCで利上げの決定があるかどうか。利上げされる確率は99.9%と高く、現在の市場はそれを見越して動いているのが実際だ。

 利上げ実施により東京市場はどう動くのか。私は目先の材料出尽くしで数日、もしくは長くて1週間ほどの下落を想定しているが、それがあっても現在の回復トレンドが崩れるようなことはない。

 つまり、東京市場の回復基調は健在であり、いまはこれを前提に投資を進めるのが良策になる。具体的には投資の基本である押し目狙いの実行だ。

 すでに多くの銘柄が9月の安値からはかなり上昇している。そして、押し目待ちに押し目なしの状況にあった銘柄も多かった。しかし、目先、浅い押し目が入りつつある。ここは上昇トレンドがキープされている銘柄の中から、次のような銘柄に注目だ。

 まずは小林製薬 <4967> だ。「サカムケア」「熱さまシート」「命の母」などが来日中国人観光客の爆買い対象になっており、今後もこの勢いは続くと見てよく、株の目先の反落は好ましい。

 ヘッドライトの自動点灯機能義務化から上昇を続けていた小糸製 <7276> も反落した。これまた見逃さないようにしたい。

 美容院向けヘア化粧品専業でトップのミルボン <4919> も、さほど下げないものの、現在水準での投資なら安全度は高い。

 なかなか下げなかった信号 <6741> も少し下げたので狙いたいところだ。たまには東証2部にも目を向けておくと朝日インテク <7747> [東証2]が魅力的だ。

2015年12月4日 記

●北浜 流一郎(株式アドバイザー)
慶応大学商学部中退後、コピーライター、週刊誌記者、作家業を経て株式アドバイザーへ。マネー誌、証券紙などの株式欄を担当し、ラジオ番組でも活躍。

株探ニュース

日経平均