貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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7741 HOYA

東証P
17,320円
前日比
-410
-2.31%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
36.6 6.89 4.85
時価総額 6786億円
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ニコン, 
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大日印
決算発表予定日

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<動意株・29日>(大引け)=HOYA、MrMax、エイジアなど

 HOYA<7741>=後場急上昇。同社が午後1時30分ごろに発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が売上高2564億300万円(前年同期比9.4%増)、税引前利益647億5900万円(同14.2%増)、純利益503億8100万円(同12.1%増)と大幅増益となった。加えて、上限を1400万株(発行済み株式数の3.37%)、または600億円とする自社株買いを発表したことが好感されている。上期は、スマートフォンを中心とした通信デバイスの需要が好調に推移し、半導体・液晶関連製品が伸長したほか、メガネレンズ事業の海外市場における販売拡大や、消費増税に伴う反動減の影響一巡によるコンタクトレンズの伸長なども寄与している。

 MrMax<8203>=後場急騰。同社は29日後場取引開始後に、16年3月期の単独業績予想の修正を発表。売上高にあたる営業収益を1158億円から1194億円(前期比4.5%増)へ、営業利益を5億円から12億4000万円(前期8億7600万円の赤字)へ、最終利益を2億8000万円から8億円(同29億8200万円の赤字)へ増額しており、これがポジティブサプライズとなった。同社は九州を地盤に大型店を全国展開するディスカウントストアだが、地の利を生かしたインバウンド需要も追い風に業績は急回復歩調をたどっている。

 エイジア<2352>=後場急伸し、一時ストップ高。前引け後に集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高を従来予想の5億2000万円から5億4100万円(前年同期比11.1%増)へ、営業利益を6700万円から9800万円(同50.8%増)へ、純利益を4200万円から6600万円(同61.0%増)へ上方修正したことを好感した買いが入っている。重点的に強化してきたクラウドサービスが順調に伸長したことに加えて、従来予想では織り込んでいなかったオリジナルソフトウエア開発で納品できた案件が数件発生したことなどが要因。

 山崎製パン<2212>=大幅高。同社が28日取引終了後に発表した15年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算は、売上高が7594億200万円(前年同期比3.8%増)、営業利益は180億5600万円(同37.7%増)と好調だった。コンビニ向けにドーナツなどの菓子パン類が伸びて収益に貢献したほか、食パンなどの製品値上げ効果も反映された。最終利益は減益だったものの、これは前期計上した厚生年金基金の代行返上益の反動であり、本業の儲けを示す営業利益が高水準の伸びを示したことを好感する買いが勢いを増している。

 フォトクリエイト<6075>=ストップ高。同社は28日の取引終了後、人工知能の最新技術を使った独自の顔認識エンジン「Faceee(フェイシー)」を開発し、ベータ版をスクールフォト販売サイト「スナップスナップ」で10月29日から利用開始できるようにしたと発表しており、新技術による業績への寄与を期待した買いが入っている。「Faceee」は、保育園から大学まで全国約3000校が導入する、日本最大級のスクールフォト販売サイトである「スナップスナップ」がこれまで撮影してきた約1億枚に及ぶ写真から、スナップ写真に写る子どもの顔を高精度に識別できるように学習したエンジン。

 ベリサーブ<3724>=急伸。同社は28日取引終了後、16年3月期の単独業績予想の修正を発表。売上高を70億円から75億円(前期比18.7%増)へ、営業利益を6億4000万円から7億4000万円(同20.6%増)へ、最終利益を3億8000万円から4億2000万円(同20.9%増)へそれぞれ増額しており、これが大きく好感された格好だ。同社はIT関連製品のソフト検証事業を手掛けるが、運転支援や安全システム分野の深耕に伴い、IT化が目覚ましく進捗する自動車業界の車載システム向けなどで高水準の需要を取り込んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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