貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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7733 オリンパス

東証P
2,112.0円
前日比
-98.5
-4.46%
PTS
2,111.4円
11:29 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.8 3.28 0.85 6.64
時価総額 25,664億円
比較される銘柄
ソニーG, 
テルモ, 
富士フイルム
決算発表予定日

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<動意株・7日>(大引け)=都築電気、日パレット、オーナンバなど

 都築電気<8157>=続伸。6月28日につけた年初来高値1349円を約4カ月半ぶりに更新した。情報ネットワークソリューションサービス、電子デバイスに強みを持つ富士通系ディーラーで、クラウド系システム構築でも実績が高い。企業のIT投資需要が旺盛ななか、クラウド以外にエッジコンピューティング領域を軸とした新たな付加価値創出にも取り組み、商機を広げている。PER、PBRともに割安で水準訂正余地が大きいとみられている。

 日本パレットプール<4690>=一時ストップ高。同社は、輸送用パレットなどを手掛けている。朝方には一時ストップ高まで買われる場面があった。同社は6日取引終了後に、20年3月期第2四半期累計(4~9月)の単独決算を発表。営業利益は2億2400万円(前年同期比2.3倍)となり、1日に上方修正した通期計画3億6300万円に対する進捗率は61.7%となった。売上高は34億2700万円(同4.9%増)で着地。主要顧客の石油化学樹脂関連企業向けレンタルの売り上げは伸びがやや鈍化したものの、一般向けレンタルの需要は好調だった。

 オーナンバ<5816>=急動意。3月4日につけた年初来高値410円を一気に上抜いてきた。電子機器に使われるワイヤーハーネスで業界首位に位置しており、米中対立の構図がひと頃より緩和されている状況下、世界景気減速への警戒感の後退が同社にプラスの思惑として働いた。前日に発表された19年12月期第3四半期(1~9月)決算も営業利益段階で前年同期比16.6%増の6億5500万円と好調、第2四半期まで減益だった経常利益や最終利益も増益転換しており、来期以降の業績にも期待を持たせる内容となっている。また、注目されるのは1株純資産が前期実績ベースで1195円と高水準であること。株価はその解散価値の3分の1に近い安値水準にあったことで、「机上理論的には買収対象となりうる割安圏に放置」(市場関係者)されている理屈となる。

 サンデンホールディングス<6444>=一気に上昇加速。一時113円高と値を飛ばし800円台を回復、5月の急落時に開けたマドを埋めてきた。同社が6日取引終了後に発表した20年3月期第2四半期(4~9月)決算は、経常利益が26億7600万円の赤字となる一方、最終損益が17億7800万円(前年同期実績は11億8400万円の赤字)と黒字に転換した。20年3月期ついても予想を修正し、最終利益5億円の従来計画から90億円に上方修正している。子会社サンデン・リテールシステムの株式売却に伴う特別利益計上が寄与したもの。同社は空売りが高水準。信用取組は売り長となっており信用倍率が1倍を下回っているほか、日証金では株不足で逆日歩がついた状態にある。今回の決算を受け、短期資金の流入と空売りの買い戻しが合わさる形で一気に株価を浮上させている。

 スターティアホールディングス<3393>=急伸、6カ月半ぶり新高値。前日まで6日続伸と上値指向を鮮明としていたが、一気に上げ足を加速している。ITインフラ関連やデジタルマーケティングを手掛けるが、足もとの業績は好調に推移しており、20年3月期第2四半期業績を上方修正、営業利益は従来計画の1億1200万円から3億2000万円に大幅増額し、前年同期比8.8%増と一転増益となる見込み。

 オリンパス<7733>=もみ合い上放れ。同社が6日取引終了後に発表した19年4~9月期決算は最終損益が360億6300万円の黒字となり、前年同期の54億9400万円の赤字から大きく脱却した。収益の主力を担う内視鏡が中国で好調に売り上げを伸ばし、全体業績を牽引した。これを好感する形で投資資金を呼び込んでいる。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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