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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7715 長野計器

東証P
2,311円
前日比
+61
+2.71%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.8 1.17 1.73 16.59
時価総額 449億円
比較される銘柄
東京計器, 
シンフォニア, 
ニレコ

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本日の注目個別銘柄:大有機化、長野計器、リードなど


<9104> 商船三井 4075 +220
大幅反発。前週末に通期経常利益計画の上方修正を発表。従来予想は950億円としていたが、今回は約1200億円になる見通し。持分法適用会社であるONEの業績が、旺盛な輸送需要と堅調な運賃市況を背景に前提を大きく上回ったもよう。先に川崎汽船が上方修正しており、上振れは想定線とみられるものの、本日は大手海運株が総じて買い優勢となっていることから、ストレートにポジティブな反応をみせた。

<6474> 不二越 4740 -180
大幅反落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は24.2億円で前年同期比5.8%増益となっている。上半期計画34億円に対する進捗率は71%と順調な進捗になっているが、会社側の業績計画は保守的とみられているため、ポジティブな反応は限定的にとどまっている。株価も比較的高値圏にあるため、出尽くし感からの利食い売りが優勢となっているようだ。

<9369> キユソ流通 1634 -85
大幅反落。先週末に発表した第1四半期決算がネガティブ視されている。営業利益は3.2億円で前年同期比43.8%減と大幅減益に。通期計画は38億円で前期比46.1%の大幅増益となっており、予想外の低調スタートの形になっている。業務用食品を中心とした出荷物量の減少で共同物流事業、専用物流事業ともに減収となったほか、事業拡大に伴う費用の増加なども収益悪化の背景のもよう。

<6982> リード 888 +150
ストップ高比例配分。アニールレスに関する特許の出願を先週末に発表している。樹脂材料PP主材とマスターバッチを混合し射出成型して成形体を得ることで、寸法変化を防ぐためのアニール処理を行わず、自動車用外装部品の寸法変化を抑えることが可能になるとしている。部品費の削減による価格競争力の向上、環境配慮工程の実現などにつながることで、今後の採用拡大が期待される形になっているもよう。

<2471> エスプール 1082 -54
大幅反落。先週末に第1四半期決算を発表、経常利益は3.8億円で前年同期比2.0%減益となった。上半期、通期ともに2ケタの増益予想であり、想定以上の伸び悩みと評価されているもよう。障がい者雇用支援サービスの農園4施設の開設準備にともなう先行費用計上などもあり、会社側ではほぼ計画通りのスタートとしている。ただ、成長期待の高い銘柄であり、ネガティブな反応が先行する形になっている。

<3228> 三栄建築 1951 +151
大幅続伸。先週末に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の31億円から40億円、前年同期比34.2%増に増額。戸建分譲事業において、コロナ禍による住宅需要の高まりから販売が好調に推移したもよう。第1四半期実績では同17.7%増にとどまっていたため、想定以上の上方修正と受けとめられている。据え置きの通期予想に関しても上振れを織り込む動きとみられる。

<7715> 長野計器 1105 +92
大幅続伸。新開発した圧力センサがトヨタの燃料電池自動車「MIRAI」に採用されたと発表している。同圧力センサは超高圧状態で蓄圧された水素圧力をはじめ、性能上重要なスタックに供給する水素圧力の監視用途としての機能を担っているもよう。また、今後の燃料電池自動車の普及に対応するため、生産能力も強化していくとしている。水素関連銘柄としての高い位置づけが改めて認識される状況となっているもよう。

<4187> 大有機化 4465 +545
急伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は15.3億円で前年同期比36.9%増益、上半期計画は22.6億円で同5.1%減益であり、想定以上の好進捗と捉えられている。テレワークやリモート授業などによるディスプレイの需要が好調に推移し、主力の電子材料事業が大幅増益となったほか、化成品事業や機能化学品事業なども3割超のセグメント増益となっている。業績上振れを織り込む動きが強まっているようだ。

<2685> アダストリア 2050 +63
大幅高。先週末に3月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比17.8%増、5か月ぶりのプラス転換、19年5月以来の2ケタ増になっている。客数が同12.0%増加したほか、客単価も同5.2%上昇している。緊急事態宣言の解除に伴う客数の回復で、春物商品が順調に売上を伸ばした。前年同月の落ち込みが大きかっただけに想定内の回復ではあるが、目先の安心感が先行する状況となっている。

<9519> レノバ 3280 -320
大幅続落。SMBC日興証券では投資判断は「1」から「2」に格下げした。昨年年9月末から今年3月末まで株価は3.3 倍となり、足元の株価はすでに2030年頃までの成長を織り込んでいると分析。なお、天候不良による太陽光発電の売電量見通し引き下げなどで21年3月期EBITDAは減額しているものの、22年3月期は苅田バイオマスの連結化で従来予想を引き上げており、目標株価は1640円から3300円に。

《ST》

 提供:フィスコ

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