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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7709 クボテック

東証S
224円
前日比
-9
-3.86%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.82 11.82
時価総額 31.0億円
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今週の【日経平均】5月15~19日『節目の2万円に迫るも失速、米不透明感が重しに』


【小幅続落、好決算銘柄が買われ下げ幅縮小】15日(月)

■概況■19869.85、-14.05
15日(月)の日経平均は小幅続落。12日の米国市場では小売企業の決算が嫌気されたほか、低調な経済指標を受けて景気鈍化の懸念が拡大し、NYダウは22ドル安となった。為替相場も1ドル=113円台前半とやや円高に振れ、本日の日経平均は130円安でスタートした。寄り付き後は好決算銘柄などが買われて下げ幅を縮めたが、本日発表が予定されていたメガバンクの決算を見極めたいなどといった思惑もあり、戻りが一服すると小幅安水準でのもみ合いが続いた。ただ、引けにかけてやや強含み、本日の高値で取引を終えた。

大引けの日経平均は前週末比14.05円安の19869.85円となった。東証1部の売買高は21億5577万株、売買代金は2兆6519億円だった。業種別では、鉄鋼、鉱業、石油・石炭製品が下落率上位だった。一方、不動産業や水産・農林業は3%を超える上昇となった。


◆注目銘柄◆
ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、三井住友<8316>などがさえない。三菱ケミHD<4188>は4%安と売りが継続し、セガサミーHD<6460>やいすゞ自<7202>は決算を受けて急落した。また、川田TECH<3443>、ヴィアHD<7918>、名村造船<7014>などが東証1部下落率上位となった。

一方、任天堂<7974>はしっかり。スマートフォンゲームに関する一部報道が材料視され、ディーエヌエー<2432>も買われた。前週末に決算発表した日立<6501>、スズキ<7269>、資生堂<4911>などが急伸し、前期業績見通しを公表した東芝<6502>は荒い値動きながら3%超高となった。また、日本郵政<6178>が買収検討と報じられた野村不HD<3231>がストップ高比例配分となり、WDB<2475>や大倉工<4221>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。


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【3日ぶり反発、節目の2万円に迫るも失速】16日(火)

■概況■19919.82、+49.97
16日(火)の日経平均は3日ぶり反発。15日の米国市場では、原油高などを背景にNYダウが85ドル高となった。為替相場も一時1ドル=113円台後半まで円安に振れ、本日の日経平均は83円高からスタートすると、朝方には一時19998.49円(前日比128.64円高)まで上昇して取引時間中の年初来高値を更新した。しかし、節目の2万円に迫る場面では利益確定売りも出やすく、円安一服とともに伸び悩むと前引けにかけて一時マイナスに転じた。後場に入ると19900円を挟んだ小動きが続いた。

大引けの日経平均は前日比49.97円高の19919.82円となった。東証1部の売買高は21億7425万株、売買代金は2兆6603億円だった。業種別では、パルプ・紙、石油・石炭製品、食料品が上昇率上位だった。一方、鉱業、不動産業、保険業が下落率上位だった。


◆注目銘柄◆
任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、JT<2914>、日立<6501>などが堅調。NTT<9432>や富士通<6702>は2%超上昇した。Vテク<7717>は決算発表を受けて商いを伴い急伸。また、今期の黒字転換見通しを公表したジンズメイト<7448>や、クボテック<7709>、RSテクノ<3445>がストップ高まで買われ、東証1部上昇率上位に顔を出した。

一方、東芝<6502>が12%安と大幅反落。半導体事業売却を巡り産業革新機構が入札を見送る可能性もあると報じられた。前日ストップ高の野村不HD<3231>も急反落。決算発表したメガバンクは三菱UFJ<8306>と三井住友<8316>が小安く、みずほ<8411>は軟調だった。また、DLE<3686>がストップ安比例配分となり、東芝やペガサス<6262>などとともに東証1部下落率上位となった。


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【反落、円高嫌気も底堅さ】17日(水)

■概況■19814.88、-104.94
17日(水)の日経平均は反落。16日の米国市場は、原油価格の下落や政権運営の先行き不透明感などから上値の重い展開だった。円相場も朝方に1ドル=112円台へ上昇し、本日の日経平均はこうした流れを受けて113円安でスタートした。寄り付き後は一時19764.63円(前日比155.19円安)まで下落したが、前引けにかけて押し目買いが入り下げ渋る場面も見られた。後場に入ると円高進行とともに再び売りが強まったものの、日銀による上場投資信託(ETF)買い入れへの思惑が支えとなり、19800円を挟んだもみ合いが続いた。大引けの日経平均は前日比104.94円安の19814.88円となった。東証1部の売買高は19億6447万株、売買代金は2兆4927億円だった。業種別では、石油・石炭製品が3%超下げたほか、海運業、保険業が下落率上位だった。一方、上昇したのは食料品、電気・ガス業など4業種のみだった。


◆注目銘柄◆
三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>などが軟調で、NTT<9432>も小幅に下げた。みずほ<8411>や三菱商事<8058>は2%超、三井物産<8031>は3%超の下落。米長期金利の低下で保険株の下げが目立ち、第一生命HD<8750>は4%近く下落した。また、旭ダイヤ<6140>、DLE<3686>、ダイコク電<6430>などが東証1部下落率上位となった。一方、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、JT<2914>、Vテク<7717>などがしっかり。東エレク<8035>や武田薬<4502>が2%超上昇したほか、決算が好感された住友化<4005>は3%超の上昇となった。また、ジンズメイト<7448>が大幅続伸して東証1部上昇率トップとなり、オルトプラス<3672>やエムアップ<3661>も上位に顔を出した。


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【大幅続落、米政権運営の先行き不透明感を嫌気】18日(木)

■概況■19553.86、-261.02
18日(木)の日経平均は大幅続落、米政権運営の先行き不透明感を嫌気日経平均は大幅続落。ロシアに関連した一連の疑惑からトランプ米大統領の弾劾を求める声が広がったことを受け、17日の米国市場でNYダウが372ドル安と大きく下落したうえ、為替市場でも一時1ドル=110円台まで円高が進んだ。本日の日経平均はこうした流れを受けて257円安からスタートすると、前場には19449.73円(前日比365.15円安)まで下落する場面があった。ただ、下値では押し目買いが入ったほか、日銀による上場投資信託(ETF)買い入れへの思惑もあり、その後はじりじりと下げ渋る展開となった。

大引けの日経平均は前日比261.02円安の19553.86円となった。東証1部の売買高は21億8463万株、売買代金は2兆7198億円だった。業種別では、保険業、銀行業、証券が3%前後の下落となった。一方、上昇したのは海運業、食料品など4業種のみだった。


◆注目銘柄◆
ソフトバンクG<9984>が3%超の下落となったほか、三井住友<8316>、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、ファナック<6954>、ソニー<6758>などその他売買代金上位も全般軟調。三菱UFJ<8306>や第一生命HD<8750>は4%を超える下落となり、金融株の一角で下げが目立った。米長期金利の低下などがマイナス視されたようだ。また、JAC<2124>、関電化<4047>、ルック<8029>などが東証1部下落率上位となった。一方、売買代金上位ではJT<2914>、Vテク<7717>、武田薬<4502>、花王<4452>が逆行高。エムアップ<3661>は活況が続き、一部証券会社の目標株価引き上げが観測されたグリー<3632>も大きく買われた。また、資本業務提携を発表したソルクシーズ<4284>や水素関連の沢藤電<6901>がストップ高まで買われ、東証1部上昇率上位に並んだ。


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【日経平均は反発、金融やハイテクの一角に買い戻しの動き】19日(金)

■概況■19590.76、+36.90
19日(金)の日経平均は反発。18日の米国市場ではトランプ政権を巡る先行き不透明感が重しとなるものの、良好な経済発表が材料視され、前日の大幅下落に対する買い戻しを誘った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の19605円となるなか、小幅に反発して始まった。しかし、週末要因もあって積極的な参加者は限られており、その後は狭いレンジでのこう着が続いた。後場は日銀のETF買い入れへの思惑から底堅い展開となり、一時19600円を回復する場面もみられた。大引けの日経平均は前日比36.90円高の19590.76円となった。東証1部の売買高は19億0863万株、売買代金は2兆4077億円だった。業種別では、保険、証券、鉱業、鉄鋼、パルプ紙、銀行、繊維が堅調。一方で、サービス、電力ガス、その他製品、医薬品、水産農林が小安い。


◆注目銘柄◆
個別では買い戻しの流れから、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>のメガバンク3行が揃って上昇。ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ブイテク<7717>が強い。一方で、任天堂<7974>が利食い優勢だったほか、リクルート<6098>が米企業との競争激化が嫌気された。

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《DM》

 提供:フィスコ

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