スギホールディングスは小幅高、３～１１月期営業利益は前年比０．１％増にとどまる

　スギホールディングス<7649>は小幅高。全般相場が急反発するなか、買いの勢いは弱い。２６日引け後に発表した３～１１月期連結決算は、売上高は３６３３億１３００万円（前年同期比６．５％増）だったが、営業利益は１７８億７７００万円（同０．１％増）にとどまった。売上高は好調だったが、薬価改定の影響により処方箋単価が下落したほか、暖冬で採算性の良い季節商品の売れ行きも低調で、販管費は計画を上回った模様だ。なお、１９年２月期通期の業績は連結売上高４８００億円、連結営業利益２５５億円と期初計画を据え置いている。ＳＭＢＣ日興証券は２６日、同社の決算に対して「ネガティブ」と評価した。同社のみならずドラックストア業界共通の課題として、調剤部門の利益率の伸び悩み、人件費やカード決済手数料といったコスト増加に対する施策が待たれていると指摘。同証券は投資判断を「２」、目標株価を７５００円としている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

最終更新日：2018年12月27日 10時46分