マルカが反発、上期営業利益は４８％減も従来予想を上回って着地

　マルカ<7594>が反発している。５日の取引終了後に発表した第２四半期累計（２０年１２月～２１年５月）連結決算は、売上高２４５億１０００万円（前年同期比１１．９％減）、営業利益４億６９００万円（同４８．０％減）、純利益４億６３００万円（同２３．８％減）と大幅な減益となったものの、従来予想の営業利益３億円を上回って着地したことが好感されている。

　売上高はほぼ計画通りに推移したものの、諸経費の削減に努めたほか、営業外収益の為替差益及び助成金収入の計上などが寄与した。なお、同社は１０月１日付でフルサト工業<8087>と経営統合するため、２１年１１月期業績予想及び期末配当予想を未定に修正している。

出所：MINKABU PRESS