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RIZAPーG Research Memo(3):グループ会社を通じて4つの領域で事業を展開


■会社概要

2. 企業グループと事業セグメントの概要
RIZAPグループ<2928>の歴史はM&Aの歴史とも言える。同社自身が開発してきた事業は、通信販売事業(主体は健康コーポレーション(株))とボディメイクのRIZAP事業(主体はRIZAP(株))の2つであり、それ以外は他社を買収・子会社化することで進出・拡大した事業となっている。

グループには、上場・非上場を問わず、アパレルから住宅建築会社まで様々な業種の企業が含まれている。重要なことはこれらの企業の買収に当たり、前述の「自己投資産業」としての価値を提供できるかどうか、別な言い方をすれば同社のグループ企業としてシナジー効果を生み出せるか、という視点が貫かれているということだ。その条件から外れた企業は買収対象には成り得ず、一度グループ入りした企業であってもシナジーが生み出せないと判断すれば売却を行ってきている。

同社は現状、4つの事業セグメントから成っている。その主な構成企業や業態は以下のとおりだ。

「美容・健康関連事業」はRIZAP(株)、RIZAPイノベーションズ(株)(RIZAPブランドによる新事業開発)、健康コーポレーション(株)、マルコ(株)<9980>(体型補整用婦人下着)などで構成されている。

「アパレル関連事業」は(株)エンジェリーベ(マタニティウェア)、(株)馬里邑(高級既製婦人服)、(株)アンティローザ(婦人服、紳士服)、(株)三鈴(婦人服、紳士服)、夢展望(株)<3185>(婦人服)及び(株)ジーンズメイトで構成されている。

「住関連ライフスタイル事業」はライフスタイル商品の企画・開発・製造・販売を行う(株)イデアインターナショナル<3140>及びパスポート<7577>、と、注文住宅・リフォームを手掛ける(株)タツミプランニングで構成されている。

「エンターテイメント事業」はSDエンターテイメント(株)<4650>(エンターテイメント施設運営)と(株)日本文芸社(出版)等で構成されている。

なお同社は、2017年3月31日付で第三者割当増資により、(株)ぱどを子会社化する計画を発表している。ぱどを傘下に収めた後は、同社を中核に、(株)日本文芸社、北斗印刷(株)(印刷)、及びRIZAPメディアマーケティング部門のグループ企業で、新たにメディア事業グループを構成し、メディア事業に進出する方針を明らかにしている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《TN》

 提供:フィスコ

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