ハピネットが反落、１８年３月期業績予想を上方修正も市場予想に届かず

　ハピネット<7552>が反落している。８日の取引終了後、１８年３月期の連結業績予想について、売上高を１８００億円から１９３０億円（前期比１０．９％増）へ、営業利益を４２億円から４８億円（同２９．８％増）へ、純利益を３２億円から３８億円（同８６．３％増）へ上方修正したが、営業利益で５５億円前後を見込んでいた市場予想に届かなかったことから、失望売りが出ているようだ。

　上方修正は、同社最大の商戦期であるクリスマス・年末年始商戦で、「ニンテンドースイッチ」のハードや関連ソフトが好調に推移したことが要因としている。また、業績予想の修正に伴い、従来１５円を見込んでいた期末配当に特別配当１０円を実施して２５円にするとあわせて発表した。年間配当は４０円となり前期実績３５円に対しては５円の増配となる予定だ。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１７年４～１２月）決算は、売上高１５３６億８２００万円（前年同期比１４．８％増）、営業利益４６億９４００万円（同４３．５％増）、純利益３７億９３００万円（同２．１倍）だった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）