7552 ハピネット 東証1 15:00
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2016年01月06日16時09分

ハピネット Research Memo(5):主力の玩具事業ではオリジナル定番商品をさらに拡充


■業績動向

(2) 2016年3月期の業績予想

ハピネット<7552>の2016年3月期の連結業績は、売上高200,000百万円(前期比7.9%減)、営業利益4,500百万円(同11.0%減)、経常利益4,500百万円(同12.2%減)、当期純利益3,000百万円(同25.9%減)が予想されている。これは期初予想と変わっておらず、2015年3月期が好調な決算であったことから、2016年3月期は一服するとの予想となっている。

事業別では、玩具事業は売上高84,000百万円(前期比9.9%減)、セグメント利益3,800百万円(同11.2%減)、映像音楽事業は売上高は40,000百万円(同7.8%減)、セグメント利益200百万円(同1.0%減)、ビデオゲーム事業は売上高は52,000百万円(同7.9%減)、セグメント利益200百万円(同21.3%減)、アミューズメント事業は売上高24,000百万円(同0.6%減)、セグメント利益1,600百万円(同10.9%減)と、全部門で減収減益を見込んでいる。

同社は下半期に各事業部門において以下のような施策を実行すると述べている。

a)玩具事業
中間流通業では、まず大ヒットとなった「妖怪ウォッチ」を一過性の商品とせずに定番化する施策を実行する。加えて下半期に期待される新製品としては、「仮面ライダーゴースト」(15年10月4日からテレビ朝日系列で放送)、「かみさまみならい ヒミツのここたま」(15年10月1日からテレビ東京系列で放送)がある。これらの商品を中心にアニメ効果による売上拡大を加速させるべく、売場確保など積極的な拡販を行っていく。メーカー業においては、「UFOバスター」、「ステルスランチャー」、などの同社オリジナル定番商品をさらに拡充させていく。

b)映像音楽事業
中間流通業では、新たな販売手法と独占販売商品の販売強化によって売上・利益率アップを目指す。具体的には需要掘り起こしを目的に、GMS,ホームセンター等へ特設什器を設置し、同社の在庫管理によるCD・DVDの販売を行う。さらにアソビシステム(株)とアイドル横丁が共同で立ち上げたアイドルに特化したレーベル「フジヤマプロジェクトジャパン」の独占流通・店頭販促支援を受託した。今後もこのような独占流通を拡大していく。

メーカー業では作品の選択・投資の集中を図り、ヒット作品を狙うと同時に採算が厳しい作品を減らすことで収益基盤を構築する。今後の注目作品としては、主幹事作品である「残穢(ざんえ)-住んではいけない部屋?」(原題)、「俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件」(原題)、さらに共同出資作品である「ヒメアノ?ル」、「グラスホッパー」などがある。

c)ビデオゲーム事業
流通業では、年末に向けて人気ソフトが続々発売されるので、販促をさらに強化する。具体的なソフトとしては、「【3DS】モンスターハンタークロス」、「【3DS】モンスターストライク」、「【WiiU】どうぶつの森 amiiboフェスティバル」、「【PS4、PS3、PSV】ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」などがある。

メーカー業では女の子向けゲームを中心に、話題作を下半期に集中してリリースする。主なタイトルとしては、「創作アリスと王子さま!」、「ちゃおイラストクラブ」、「ニコ☆プチ ガールズランウェイ」がある。

d)アミューズメント事業
上半期と同様に引き続き人々が集まる場所へ消費者ニーズを取り込んだ企画を実施していく。具体的には駅構内でのカプセルガチャイベントやショッピングモール等での女子ガチャイベントなどを企画・実施していく。また個別商品では、「仮面ライダーゴースト」や「ガンダム新シリーズ SD GUNDAM MOBILE DISC」に注力する。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《HN》

 提供:フィスコ

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